【英国に変化を与えた懐かしの日本車6台】ダイハツ・コンパーノ800/トヨタ・コロナ(T40型)/ホンダS800 前編

公開 : 2020.05.23 11:50  更新 : 2020.12.08 11:04

英国人の注目を集めたホンダ・エンジン

1968年になると、S800はS800Mへと進化。デュアルサーキット・ブレーキを獲得し、1970年まで製造が続けられた。今回のホンダは、フィリップ・ジョイスが4年ほど保有する1969年式クーペだ。

「多くの人が驚き、金属でできた本物をはじめて見ました、という反応をしてくれます。また、本当にエンジンは1万rpmまで回るのか、と聞かれることも多いですね」 とジョイスは話す。

ホンダS800(1966年−1970年)
ホンダS800(1966年−1970年)

事実、1万1000rpmまで切られたタコメーターは、当時の自動車評論家の注目を集める存在だった。エンジンノイズは6000rpmを超えるとヒステリックなものへ変化するといわれていたが、ホンダ製ユニットは終始素晴らしい。

キャビンはコンパクトながら可憐。ジョイスはホンダのこのコンパクトさが、多くの長所を引き出していると考えている。「狭い道でも車線をはみ出すことなく、レーシングラインを取って走れます」 50年ほど前、当時の英国人も同じ意見を持っていた。

そして、世界最速の量産1.0Lモデルといわれたクルマが、英国人の日本車に対するイメージを確立させた。この4台目の日本車、読者の方は何かお分かりになるだろうか。

この続き、残りの3台は後編にてご紹介したい。

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