【2桁ナンバー】古臭い? いえいえ、実は下取り査定にプレミアも 注目を集める背景とは

公開 : 2020.06.21 05:50  更新 : 2021.05.07 18:52

2ケタナンバーとは、東京や横浜といった地名の右横にある分類番号が、3ケタではなく2ケタの古い形式のことを呼びます。2ケタナンバー車を売る際に、プレミアがつくのは本当か? 加藤久美子が調べてみました。

分類番号、2ケタ→3ケタ いつから?

text:Kumiko Kato(加藤久美子)

クルマのナンバープレートの分類番号とは、地名の右側にある1~3ケタまでの数字やアルファベットのこと。3、4、5など上1ケタの数字は乗用や貨物など自動車の用途や大きさを表している。

希望番号制の開始とともに、分類番号が全国的に3ケタになったのは1999年5月のこと。横浜や名古屋など一部の地域では、先行してその1年前の1998年5月から3ケタナンバーの払い出しが始まっていた。軽自動車に関しては2005年に分類番号が3ケタになると同時に希望番号制がスタートしている。

「2ケタナンバー」の例。
「2ケタナンバー」の例。    加藤博人

筆者のクルマは初度登録が1998年4月の横浜35ナンバーのアルファ・ロメオ・スパイダー(新古車)で、まさにギリギリで2ケタナンバーの登録となった。

当時、真新しいアルファ・ロメオのオープンカーに2ケタナンバーは古臭い。あと少しずれていたら3ケタだったのに! と、少し悔しい思いを抱いていたように思う。

横浜ナンバーはとくに、全国に先駆けて3ケタの払い出しが行われていたので、なおさら、残念な気持ちになっていた。

あれから22年。20世紀から21世紀に。平成から令和に時代は変わったが、筆者はまだ横浜35のスパイダーに乗り続けている。距離は26万5000kmを超えた。

2ケタナンバーを見ることもめっきり減ってしまったが、近所で横浜33や品川33などのクルマを見かけると何とも言えない親近感を感じてしま

現存する2ケタナンバー、約240万台

国土交通省が公表している資料「初度登録年度別の年間減少台数」によると、2019年3月末現在、全国には軽自動車を除く登録車(普通車・小型車)だけで約240万台以上の2ケタナンバー車が存在している。

240万台と聞くとすごく多い印象だが、これは日本に存在している登録車のわずか6%程度に過ぎない。

「2ケタナンバー」の例。
「2ケタナンバー」の例。    AUTOCAR

そしてこの2ケタナンバー車が今、意外な高価値を生んでいるという。知らせてくれたのは91年式ポルシェ911(964)オーナーのKさんだ。

「横浜35は最強だよ! 空冷ポルシェ&横浜2ケタナンバーなら査定は+50万円って、ディーラーの査定で言われたよ」という話からだった。

確かに80年代90年代のクルマに真新しい3ケタナンバーがついているより、歴史を感じさせる2ケタナンバーがついている方がしっくりくる印象はあったが……まさか査定にまで影響しているとは?

しかし、Kさんはこうも話してくれた。

「下取りの時、2ケタナンバーにプレミア価格が付くのは地域と車種がある程度限定されるよね。横浜、品川、湘南+スポーツカーなど趣味性が高いクルマかな」ということだった。

実際そんなことがあるのだろうか?

自動車販売の世界で40年近い経験を持つ、株式会社ティアンドエムカンパニー代表生井幹雄氏に話を聞いてみた。

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