【22%超の燃費性能改善】プジョー408GTハイブリッド 新開発のハイブリッドパワートレイン導入

公開 : 2025.07.16 06:05

新開発のハイブリッドパワートレインを搭載したプジョー408が登場する。独創的なデザインと快適な走行性能を備え、日常のドライブをより効率的に、そしてより上質に。

新開発のハイブリッドパワートレインを導入

プジョーは、新開発のハイブリッドパワートレインを導入した「408GTハイブリッド」の発売をメーカー希望小売価格(税込)529万円にて開始した。

プジョー408は、従来のカテゴリーに収まらない革新的なファストバックデザイン、上質でゆったりとしたインテリアスペース、そして路面をしっかりとホールドする安心感としなやかな走りを備えたCセグメントモデルだと彼らは表現する。

ハイブリッドシステム

プジョー408GTハイブリッド
プジョー408GTハイブリッド

新開発のガソリンターボエンジンと、電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた、48Vマイルドハイブリッドシステムを採用。

電動モーターのアシストにより、発進停止時の振動が抑制され、低速からの力強いトルクの立ち上がりと共にスムーズで心地よい加速を味わえ、走行状況によって、約30km/hまで電気による走行が可能だという。

信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となり、実用燃費を飛躍的に向上させ、ガソリンエンジンモデルと比較して、22%超の燃費性能改善を実現したとプジョーは述べた。

どんな改良なのか

新開発パワートレイン搭載のエンジンの特長および旧仕様からの改良ポイントは、以下の通り。
・タイミングベルトから強度の高いタイミングチェーンに変更し、耐久性を向上
・ミラーサイクル採用により、高効率運転を実現
・ターボチャージャーのジオメトリー可変領域の拡大
・ローラー式バルブリフターによる摩擦低減
・インジェクターの高圧化(最大噴射圧35MPa)
・エンジン最高出力は6psアップし、システム合計出力は145psに向上

408新型ハイブリッドパワートレイン

エンジン:1.2Lガソリンターボエンジン
モーター:16kW
駆動用バッテリー:48V 897.9Wh
システム合計出力:107kW/145ps
トランスミッション:6速デュアルクラッチオートマティック
燃費:20.4km/L(WLTCモード)

ボディカラー

プジョー408GTハイブリッド
プジョー408GTハイブリッド

「オケナイトホワイト」/「オブセッションブルー」/「エリクサーレッド」/「ペルラネラブラック」の合計4色から選択可能。

尚、この新マイルドハイブリッドモデル「408GTハイブリッド」の発売を機に、既に発売しているプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの名称を「プラグインハイブリッド」に変更するとアナウンスしている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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