ゼノスE10デビュー

公開 : 2014.01.10 20:00  更新 : 2017.06.01 02:14

ケータハムのCEOであるアンサー・アリが新たに率いるゼノスは、バーミンガムで行われているオートスポーツ・インターナショナル・ショーで初のプロダクション・モデル、E10を発表した。

エンジンは197bhpを発揮する2.0ℓのフォード・ユニット。5速または6速のマニュアル・シフトを備え、その重量は650kgだという。これは300bhp/トンというパワー・ウエイト・レシオとなる。

パフォーマンスは明らかにされていないが、0-96km/hは5秒未満と予測される。

価格は£24,995(432万円)からだが、最初の75台は特別なラウンチ・エディションだ。£28,995(500万円)のプライスとなるが、6速マニュアル・ギアボックス、ノンスリップ・デフ、クイック・リリース・ステアリング、そして特別なボディ・ペイントが与えられる。

E10にエンジニアリングの特徴はそのシンプルな設計にあるとアリはAUTOCARに話してくれた。シンプルな1本の脊椎とも言えるアルミニウムにカーボン・タブを装着するその方法は、あらゆるホイールベースに対応するという。既に、アリは、ゼノスにE11というクーペとE12というロードスター・バージョンが存在することを明らかにしている。そのプラットフォームは基本的にE10と共有する。

このゼノスは英国が最大の市場になることは間違いないが、オーダーがあればヨーロッパにも輸出したいと考えているようだ。少なくともゼノスのウェブ・サイトには200台以上の興味をもった人の登録がされているという。また、生産能力は、年間200台が可能だという。

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