【本命登場か】日産ノートに3ナンバー・モデル追加? ニスモ登場の予感

公開 : 2021.02.14 05:45  更新 : 2021.10.13 12:14

ニスモ登場の予感

筆者が3ナンバーとなったボディを見たところ、無理やり全幅を広げたようなチグハグ感はなく、むしろ先行した5ナンバーサイズモデルがなんとか全幅を1695mmに収めたように見えるほど。

恐らく今後はグローバルに展開していくであろうノートということを考えれば、こちらが標準ボディであり、日本向けはあえてナローボディを採用したともいえるかもしれない。

日産ノート・ニスモ(先代モデル)
日産ノート・ニスモ(先代モデル)

実際、トヨタカローラ&カローラツーリングでは日本仕様は一回り小さなボディを採用している。販売台数が見込めるグローバルなモデルだからこそできる芸当といえるかもしれない。

また、先代モデルで人気を博したスポーツモデル「ニスモ」の登場も待たれるところだが、コーナリング性能を考えればトレッドを広げることができる3ナンバー・ボディが有利であることは火を見るよりも明らかである。3ナンバー・モデルの登場とともにリリースされる可能性もあるだろう。

内装ではメーターに12.3インチのフルデジタル液晶メーターを採用し、より先進感を向上させたほか、先代モデルで人気だったプレミアムホワイトインテリアを思わせるベージュ、白系の内装色も設定。

さらにヘッドレストにスピーカーを埋め込んだボーズ(BOSE)製のプレミアムオーディオシステムも用意されるようだ。

パワートレインも発電用エンジンとモーターの型式こそ不変であるが、モーター出力が向上されており、車格に見合った動力性能も実現。ただ、スカイラインに搭載されているプロパイロット2.0は搭載されず、ベース車と同等のナビリンク機能付きのものにとどまる。

すでにベース車の時点でオプションを満載すると軽く300万円をオーバーする価格となってしまうことで物議を醸した新型ノートであるが、3ナンバーボディとなれば更なる価格アップは必須。

果たして輸入プレミアムコンパクトに匹敵する実力を持ちあわせているのか、正式発表が待たれるところだ。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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