一部に「物理スイッチ復活」で操作性強化 アウディA5/Q5内燃機関モデルをアップデート
公開 : 2026.04.27 17:05
アウディの内燃機関向けプラットフォームPPCを採用するA5/Q5シリーズが、ハード/ソフトの両面で大幅なアップデートを受けました。一部に物理スイッチを復活させたほか、ADAS機能も大幅に強化されています。
アウディA5/Q5系の大型アップデート
アウディ・ジャパンは4月21日、内燃機関モデル向けプラットフォーム『PPC(プレミアム・プラットフォーム・コンバッション)』を採用する『アウディA5』と『アウディQ5』の各シリーズに、ハードウェアとソフトウェアの包括的なアップデートを実施し、同日から発売した。
対象はA5/S5系とQ5/SQ5系の各モデルで、今回の改良ではユーザーインターフェイスの見直しと先進運転支援機能の拡充が主眼となっている。

これらにより、内燃機関モデルの商品力を引き上げつつ、日常域での快適性と扱いやすさを高める狙いだ。
価格は『A5 TFSI 110kW』の617万円から、『SQ5スポーツバック』の1098万円までとなっている。
物理スイッチも復活した新UI
インテリアにおける改良点では、新しいユーザーインターフェイスの採用がトピックとなる。
表示されるアイコンが簡素化され、画面全体の構成も整理されたことで、従来より直感的に扱える設計となった。

『バーチャルコックピット・プラス』では、クラシックな『丸型メーター』、『ドライバーアシストディスプレイ』、『ナビゲーションビュー』の3つの表示モードから選択可能としている。
また、『バーチャルコックピット』でタッチ操作に集約されていた機能の一部に物理スイッチを復活させている。見た目の新しさだけでなく、使い勝手を見直した改良と受け止められるだろう。
運転支援機能の強化
メカニズム面では、運転支援機能の強化が図られた。従来の『アダプティブクルーズアシスト(車間距離制御)』と『レーンガイダンス(車線中央維持)』に加えて、高速道路での車線変更アシスト機能をプラスした『アダプティブクルーズアシストプラス』が標準装備となった。
これにより、周辺状況の認識精度と制御がより精密になり、よりスムーズで自然な運転支援を実現するとともに、高速道路でドライバーがターンシグナルを操作すると、システムが周辺環境を判断し、希望する車線へのステアリング操作の支援も可能となった。

また、オプション装備の『テクノロジーパッケージプロ』には、後方対応を含む『エマージェンシーブレーキアシスト』や『パークアシストプロ』、さらに『3Dサラウンドビューカメラ』が加わった。(S5/SQ5リアのみ、A5/Q5シリーズはフロントのみ標準装備)
『パークアシストプロ』では、『前向きの並列駐車および駐車スペースからの退出サポート』、縁石などとホイールの接近をワーニング表示する『カーブストーンアシスト』、静止している障害物との衝突をブレーキで回避する『マニューバーアシスト』、狭い道での後退をサポートする『リバースアシスト』、運転席からのMMI操作により、過去の駐車操作を記憶し、車両が駐車を行う『メモリー機能』などが含まれる。
さらに、子どもやペットなどの後席乗員を検知する『リアオキュパントディテクション』も導入され、安全性と利便性の両面を引き上げられた。
なお、PPEを採用する『アウディQ6 eトロン』シリーズおよび『アウディA6 eトロン』シリーズにも同様の機能を搭載し、夏以降の発売が予定されている。














