【ルーフにバルコニー？】日産「NV350キャラバン・オフィス・ポッド・コンセプト」
公開 : 2021.04.07 05:45 更新 : 2021.10.19 19:44
ルーフのバルコニーで休息を
オフィス・ポッドと名付けられてはいるものの、仕事中にも適度な休息は必要不可欠なもの。それを実現するのが、ルーフに備え付けられたバルコニー部分だ。
一般的なルーフキャリアを装着する部分を活用して装着されたルーフバルコニーは、耐荷重100kgほどと大人1人がくつろぐには十分な強度を持っており、運転席後方のプールラダーからハッチを開けてアクセスすることができる。
ルーフに置かれたバルコニーチェアやサイドテーブルは当然ながら脱着式で、走行中は車内に収納することができるほか、プールラダーもルーフに飛び出た部分は取り外し可能となっているため、通常のNV350キャラバンと同じ感覚で運転することができるのも嬉しい配慮といえる。
このように、一見すると突飛なコンセプトカーに見えるオフィス・ポッドコンセプトであるが、よくよく観察してみるとほとんどが実現可能なアイテムで構成されており、近い将来このオフィスポッドでワーケーションを楽しむユーザーを見ることができるかもしれない。
なお、このオフィス・ポッドには自動車メディア以外のニュースメディアも注目しているらしく、海外の大手メディアにも扱われるなど、日に日に働き方改革の注目度は上がっているということなのだろう。
