【走破性強化】スバル北米専用車「アウトバック・ウィルダネス」発表

公開 : 2021.04.10 15:45

スバルは、北米専用車「アウトバック ウィルダネス」を米国で発表しました。走破性の強化が図られています。

スバルSUVの新価値の提案

スバルは、北米専用車「アウトバック・ウィルダネス」を米国で発表した。

「アウトバック」は、乗用車とSUVの長所を融合させたスバルのフラッグシップ・クロスオーバーSUVモデル。

スバル・アウトバック・ウィルダネス
スバル・アウトバック・ウィルダネス    スバル

今回初公開した「アウトバック・ウィルダネス」は、これまで「アウトバック」が築き上げてきた本質的価値はそのままに、アウトドアシーンで頼れる走破性と機能性をさらに強化し、タフでラギッドなキャラクターに磨きをかけた、スバルSUVの新たな価値を提案するクルマとして北米市場に導入するものという。

パワートレインは、2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンを標準装備。組み合わせるリニアトロニックは、標準モデルに対しごく低速時のトラクション性能を強化した。

また、高剛性ボディにバンプストローク量の大きい専用サスペンションを組み合わせることで、日常使用での快適性を維持しつつ、未舗装路での衝撃吸収や路面追従性も向上。

さらに、オールテレーンタイヤを装着することで、登坂路などでの走破性を強化した。

最低地上高は、標準モデルの8.7インチから9.5インチまで高め、路面との接触に対する安心感の向上も図った。悪路走行を支援するXモードも、DEEP SNOW/MUDモードの対応速度域を広げ、実用性を向上させた。

フロント/リアのバンパーをはじめ、随所にあしらわれた数々の専用アイテムは、アクティブな気持ちを呼び起こすとともに、車体を保護する役割も兼ね備えている。

積載力を向上させたルーフレールや、左右両方に装着した牽引フックなど、アクティブシーンでの実用性を高める専用装備も採用。これらの機能性をあわせ持つ部分にはアナダイズドイエローのアクセントカラーを配置した。

内装もこの色をアクセントに、ブラックとグレーのダークトーンで全体をコーディネート。防水性を備えたシート表皮/後席シートバックなども採用し、アウトドアでも気兼ねなく使える機能性を表現したという。

スバルは2018年発表の中期経営ビジョン「ステップ」で、SUVラインナップの強化を掲げている。最大市場である北米においては、2018年以降、新型3列SUV「アセント」やプラグインハイブリッド車の「クロストレック・ハイブリッド」を新たに発売した。

今回「アウトバック・ウィルダネス」を追加することで、SUVバリエーションのさらなる拡充を図るという。

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