アルピーヌA110が生産終了 後継EVはまもなく英国でお披露目、ガソリンモデルも登場の可能性

公開 : 2026.07.04 11:25

アルピーヌが『A110』の生産を終了しました。フランス北部の工場では2万8701台目の車両が出荷され、ピリオドを打ちました。後継となるEVの発売に向け準備を進めており、まもなくプロトタイプを披露する予定です。

フランス工場で最後の1台が出荷

アルピーヌスポーツカー『A110』が9年間の生産に幕を閉じた。現在は、後継となるEVの発売に向け準備を進めている。

7月1日、フランス北部のアルピーヌ工場で、2万8701台目のA110が生産ラインから出荷された。この最後の1台は、創立70周年記念仕様として仕上げられている。

フランス北部の工場でアルピーヌA110の生産が終了した。
フランス北部の工場でアルピーヌA110の生産が終了した。    アルピーヌ

フランス・ディエップ工場では、1963年から1977年まで生産された初代モデル(アルピーヌ初の量産車)を含め、累計3万5000台以上のA110を生産してきた。

しかし、A110の生産が完全に終了するわけではない。3代目モデルが来年から生産ラインに並ぶ予定だからだ。

3代目A110はまもなくデビュー

新開発のアルピーヌ・パフォーマンス・プラットフォーム(APP)をベースとする新型A110は、発売当初は電動パワートレインを搭載するが、将来的に内燃機関も搭載できるよう設計されている。

ボディタイプは伝統的な2シーター・クーペとなるが、製品ラインナップの拡充とスポーツカー市場でのシェア拡大を目指すため、今後数年のうちに4シーターモデルやコンバーチブルも登場する見込みだ。

アルピーヌA110
アルピーヌA110

新型A110は、7月9日から英国で開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、プロトタイプとしてデビューを飾る予定だ。その後、10月のパリ・モーターショーでさらなる詳細やコンポーネントが公開される見込みである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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