酷暑に備えてUVカット&断熱フィルム貼ってみた(後編)【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #18】

公開 : 2026.07.03 12:05

イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載。第18回は、カーフィルムを貼ってみたの後編。難関、リアゲート窓に挑戦です。

容赦なく日光を車内に運んでくれるカリフォルニア

こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載の第18回は、カーフィルム貼り付けに関する顛末の後編です。

『カーフィルムを自分で貼ってみた』の前編では、窓が大きく容赦なく日光を車内に運んでくれる(涙)B11型サニーカリフォルニアの暑さ対策をしよう、ということで、カーフィルムの貼り付けを行うことに。

赤いボディカラーと『カリフォルニア』という車名から、太陽が似合うクルマではあるのですが、いかんせん窓から入る太陽光が暑すぎます……。
赤いボディカラーと『カリフォルニア』という車名から、太陽が似合うクルマではあるのですが、いかんせん窓から入る太陽光が暑すぎます……。    遠藤イヅル

前回はリアドアのみの施工だったので、後編では残りのリアクォーター、およびリアゲートの窓にもフィルムを貼っていきます。

リアドアへのカーフィルム貼り付けからは約2週間経っているのですが、それもあって少し残っていた気泡類も消えました。貼り方やコツはだいぶ掴んだので、まずは二次曲面で貼るのがラクなクォーター窓から開始です。

前編で書いた通り、フィルムが足りなくなって作業終了し、使ったフィルムは現在廃盤ということが判明。しかも同じ会社からは同等品が手に入らなさそうだったので、今回はネット通販で、可視光透明率89%という『ブレインテック』の透明断熱フィルム『IR-88CL』を選んでみました。前回の反省から、長めに幅50cm×長さ6mで調達しました。

便利な開閉式のクォーター窓があだに

貼り付けの手順は前編と同じです。貼る場所の窓の外側から型取り、型に合わせてフィルムを切り出し、窓の内側に貼り付けます。

ところが、左側のクォーター窓は特に問題なく貼ることができたものの、右側は難儀しました。というのも、B11型サニーカリフォルニアは右クォーター窓が手動開閉可能(詳しくは連載第3回をご覧ください)なので、その動作機構となるワイヤーが窓に付いているのです。つまりフィルム貼りでは、その基部を避けねばなりません。

左クォーター窓にフィルムを貼り付け中。
左クォーター窓にフィルムを貼り付け中。    遠藤イヅル

貼った後で逃げをカットすればいい、と甘く考えていたのですが、いざ貼ってみるとワイヤー基部の周囲に手が入らず、カッターでキレイに切り込みを入れるのはたいへん困難でした。そのためワイヤー基部のあたりで分割して一度剥がし、基部周辺を丸くカットしました。

さらにワイヤー基部のでっぱりで浮いたフィルムが綺麗に窓に密着せず、その影響で貼り付け時にシワが入ったため、結局すべて貼り直しました(汗)。これなら型取り、カットの段階で基部をくり抜いておけばよかったです。

そしていよいよリアゲートの窓に挑戦です。この窓は上下左右方向にカーブがついているので、柔軟性がないカーフィルムをそのまま貼ると、端部にシワが入ります。

そのためプロショップでは、貼る前に外側にフィルムを置き、ヒートガンで熱をかけて窓のカタチになじませる『熱成形』を行い、1枚貼りを行うこともあります。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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