ランチア037の現代版、モンテカルロ・ラリーへ ピレリ創業150周年記念 キメラ・エボ37

公開 : 2022.01.23 06:25

500馬力を発揮するキメラ・エボ37がピレリの特別なカラーリングを纏い、ラリーの名門モンテカルロに登場。

ピレリ創業150周年の特別カラー

第90回モンテカルロ・ラリーでは、タイヤメーカーのピレリの創業150周年を記念して、「キメラ・エボ37」が同社をイメージした特別なカラーリングで登場した。

1983年にウォルター・ロールの手によってモンテカルロ・ラリーで優勝したランチア037へのオマージュとして、エボ37はピレリのモータースポーツ責任者であるマリオ・イソラと2003年の世界ラリーチャンピオンであるペター・ソルベルグによってドライブされた。

キメラ・エボ37
キメラ・エボ37    キメラ

車両を開発したキメラ・アウトモビリは、「新型エボ37は、ラリーとモータースポーツの歴史において最も愛され、賞賛されたレーシングカーの1つである037の伝説を、同じ道で蘇らせます」と語っている。

3日間のモンテカルロ・ラリー期間中、エボ37は市内のカジノ広場に展示される予定。キメラが自らデザインした特別なカラーリングは、赤、白、黒のペイントとピレリ、キメラのロゴが組み合わされている。

蘇った伝説のラリーカー

2021年5月に公開されたエボ37は、ランチア037を現代的に改良したモデルで、最高出力505psと最大トルク51kg-mを発生するターボチャージャー付き4気筒エンジンを搭載。最高速度は約305km/h、0-100km/h加速は約3.0秒となる。

ランチア・ベータ・モンテカルロのセンターシャシー部をベースに、フロントとリアに新しいチューブラーフレームを追加している。

キメラ・エボ37
キメラ・エボ37    キメラ

オーリンズ製アジャスタブルショック、ブレンボ製ブレーキ、ピレリ製スポーツタイヤが装着され、37台のみ製造され、価格は48万ユーロ(約6190万円)から。

モンテカルロで優勝経験のあるラリードライバーのルカ・ベッティは次のように語っている。

「037の誕生から40年、モータースポーツの最も美しい歴史が描かれ、我々のすべての仕事にインスピレーションを与えてきたこの道に、キメラ・エボ37を持ち込めることを本当に誇りに思います」

「ピレリと共にこれを実現し、そしてこの類まれなイタリアンブランドの150年の活動を祝うことができるのは非常に光栄であり、同社を世界で最も優れたイタリア企業の1つにしている人々に感謝しています」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。愛知県在住。幼い頃から自動車/戦車/飛行機/宇宙船など乗り物全般が大好物。いつかすべての乗り物を手に入れることを夢見ている。最近はバイクの魅力に気づき、原付と中型を衝動買いしてしまった。大学卒業後、不動産営業と記事制作ディレクターを経て2020年に独立し、フリーランスとして活動開始。現在に至る。

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