日産 新開発の内燃機関エンジン搭載車、欧州で販売停止 2023年までに 30年度に電動車100%へ

公開 : 2022.03.23 17:05

日産は新設計した内燃機関搭載車の販売を、欧州では2023年までに停止する方針。30年度までに電動車100%へ。

23年以降、欧州では内燃機関車を販売せず

日産自動車は、3月23日パリにて、2023年以降、欧州における内燃機関搭載車の販売をおこなわない方針であることを明らかにした。

2030年度までに欧州での新車販売はすべて電気自動車(EV)/ハイブリッド車(HV)など電動車にする方針。2026年度までに75%、2030年度までに100%とする方針である。

日産のビジョンにあわせて送り出される日産ジューク(左)/キャシュカイ(中)/アリア(右)
日産のビジョンにあわせて送り出される日産ジューク(左)/キャシュカイ(中)/アリア(右)    日産

世界の新車販売については、2030年度までに、電気自動車(EV)/ハイブリッド車(HV)などの比率を5割とする方針。

AMIEO(アフリカ・中東・インド・ヨーロッパ・オセアニア)のチェアマン、ギョーム・カルティエ氏は「ヨーロッパをはじめとした電動化の未来に向けて、販売ラインナップを明確に変えていきます」とコメントする。

欧州に展開するモデルとしては、ハイブリッドの日産ジューク・ハイブリッド/キャシュカイeパワー/エクストレイルeパワーが先陣を切る。またEVのアリアが続く。既存モデルとしては日産リーフが脇をかためる。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像