スタイッシュなSUVクーペ

インフィニティは大型SUVであるQX55の2023年モデルを発表した。

QX55は約20年前にクーペSUVの先駆者となったインフィニティFXからインスピレーションを得たスタイリッシュなデザインが魅力となっている。

今回の刷新に合わせ、新たにレザーシートとプロパイロット・アシストを標準装備している。

さらに自動格納式ミラー、4ウェイ・パワーランバーサポート、LEDウェルカムライト内蔵ドアハンドルなどの便利な装備が新たに加わった。

先進の2.0Lターボを搭載

QX55の挑発的な存在感は前方のピラーから緩やかな弧を描きテールまで一体化した大胆なルーフラインからきているという。

フロントには幾何学的なインナーメッシュグリルとエッセンシャル以上に標準装備されるアダプティブLEDヘッドライトが特徴だ。

さらに全グレードに20インチのホイールが標準装備され、大胆なエクステリアをよりシャープに見せている。

またQX55の心臓部には2.0L 4気筒ターボが搭載されている。これは圧縮比を8:1から14:1の間でシームレスに変化させ、出力と燃費を両立するものだ。

このエンジンのパワーはCVTを介してインテリジェント・オールホイール・ドライブシステムに伝達される。

3グレード構成　664万円から

ラックス、エッセンシャル、センサリーの3グレードが設定され、車両本体価格は4万9150ドル（664万円）からだ。

エッセンシャルでは道路標識認識が追加され、アダプティブ・ライトを備えたキューブデザインのLEDが特徴で、価格は5万4250ドル（733万円）からだ。

さらに5万7800ドル（781万円）のセンサリーには2列目シートヒーター、アウトボードシート、助手席ランバーサポートなどが追加される。

この2023年モデルは夏以降に米国とカナダで発売、他の市場ではやや遅れて発売される予定だ。

画像　インフィニティSUVを比べる　QX55/60/80　全130枚