あおり運転 厳罰化から3年 違反数や警察対応に変化は #ニュースその後

公開 : 2023.07.30 09:00  更新 : 2023.07.30 12:39

あおり 無縁で過ごす究極のコツ

あおり運転に関わるトラブルのほとんどは過去の事件や事故の報道を見てもわかる通り、追越車線で起きている。

追越車線、または追越のための車線は、一般道でも高速道路でも2車線以上の道路すべてに存在している。

妨害(あおり)運転の対象となる10類型の違反。
妨害(あおり)運転の対象となる10類型の違反。    警視庁

つまり、通常はキープレフト。左車線の走行を心がけ、追い越したい場合だけ右車線に出て追越が終わったら速やかに左車線に戻る。

特に高速道路においては追越車線をゆっくりとした速度で走り続けることが、後続車のイライラを募らせ、あおりトラブルにつながるケースが多い。基本的なことではあるが、これを、わかっているようで、わかっていない人も多いのではないだろうか。

数年前に比べればあおり運転によるトラブルは取り締まり件数などを見ても減少していると言っていいだろう。

しかし、運転の基本ルールを知らずに追い越し車線を走り続けるドライバーはいつ、あおりの被害者になるかわからない。

被害者にならない方法はとてもシンプルだ。基本は「キープレフト」を常に守って走行すること。これに尽きる。

※この記事は、AUTOCAR JAPANとYahoo!ニュースの共同連携企画です。

記事に関わった人々

  • 執筆

    加藤久美子

    Kumiko Kato

    「クルマで悲しい目にあった人の声を伝えたい」という思いから、盗難/詐欺/横領/交通事故など物騒なテーマの執筆が近年は急増中。自動車メディア以外ではFRIDAY他週刊誌にも多数寄稿。現在の愛車は27万km走行、1998年登録のアルファ・ロメオ916スパイダー。クルマ英才教育を施してきた息子がおなかにいる時からの愛車で思い出が多すぎて手放せないのが悩み。
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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