プジョー 新型e-3008、クーペスタイル電動クロスオーバー 9月12日発表へ

公開 : 2023.09.11 18:05

・EV用プラットフォームを使用した新世代クロスオーバー、まもなく公開。
・クーペSUVに近いスタイリングを採用。インテリアも攻める。
・デュアルモーター四輪駆動も採用の見通し。プジョー初の試みが多数。

新プラットフォームへ移行

プジョーは、新型電動クロスオーバーのe-3008を9月12日に発表する予定だ。正式発表に先駆けて、仕様とデザインの一部が公開されている。

新型e-3008は、新しい「STLAミディアム」プラットフォームをプジョーとして初めて採用し、デュアルモーターによる四輪駆動など3種類の電動パワートレインを設定するようだ。1回の充電での航続距離は最長700kmを実現するとも言われているが、詳細はまだ明らかではない。

プジョーe-3008
プジョーe-3008    プジョー

エクステリアとしては、クーペSUVに近いスタイルに仕上げている。インテリアの「iコックピット」デザインもアップデートされ、21インチの曲面パノラマディスプレイを特徴とする。

その他、新しいデジタルメータークラスター、アンビエントライト、そして複数の機能をコントロールするマルチファンクション・ステアリングホイールが採用される見込みだ。また、タッチパッドによるデジタルショートカット機能「iトグル」も導入され、ギアセレクターはダッシュボードのスタートボタン横に移動した。

プジョーのプロダクト責任者であるジェローム・ミシュロン氏は以前、新型車について「生まれながらのEV」になると述べた。つまり、現行EVのe-208、e-308、e-2008が内燃エンジン車のプラットフォームを流用しているのに対し、今後のモデルはEV専用プラットフォームをベースに設計されるという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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