本気で売りにきた!新型プジョー3008が8年ぶりにフルチェン&日本発売開始【モデル概要を紹介】

公開 : 2025.07.07 11:45

ステランティス・ジャパンは7月2日、新型プジョー3008の発売を開始しました。まずは1.2L直列3気筒ターボ+モーターのマイルドハイブリッドが登場し、年内にBEVも追加予定です。モデル概要を編集部ヒライがご紹介します。

ステラ・ミディアム採用モデルが日本初登場

ステランティス・ジャパンは7月2日、8年ぶりのフルモデルチェンジとなる『プジョー3008』を発表。同日、発売を開始した。

新型3008は、C、Dセグメント向けの電動車向けに開発されたステランティス・グループのプラットフォーム、『ステラ・ミディアム』を採用。同プラットフォームのモデルは日本初登場となる。

8年ぶりのフルモデルチェンジとなる『プジョー3008』が日本発売開始。
8年ぶりのフルモデルチェンジとなる『プジョー3008』が日本発売開始。    山田真人

高いモジュール性が特徴ということで、日本に導入される新型3008のパワーユニットはハイブリッドとBEVの2種類。今回は前者の発表となった。後者は開発の都合で少し遅れての発売となる。

ハイブリッドはステランティス・グループ内で共有され、既に日本でもシトロエンC4フィアット600、アルファ・ロメオジュニアでも登場した、1.2L直列3気筒ターボとモーターに6速デュアルクラッチを組み合わせる、48Vマイルドハイブリッドシステムだ。

マイルドを名乗るが、市街地では最大50%までエンジン停止状態を維持し、30km/LまではEV走行が可能。WLTCモード19.4km/Lの燃費は、輸入車Cセグメント唯一となる環境性能1%割引対象を実現した。

ファストバック風のスタイリング

3008において特徴的なのは、やはりそのデザイン。ファストバック風のスタイリングは、プジョーらしいディテールが詰め込まれたこともあり実に個性的だ。メーターパネルを高い位置に配置するなどした『アイコックピット』とセンターディスプレイを融合させた、21インチの『プジョー・パノラミック・アイコックピット』採用も見逃せない。

ボディサイズは2代目となる先代3008が全長4450mm、全幅1840mm、全高1630mmであったのに対し、それぞれ4565mm、1895mm、1665mmとかなり大きくなった。これはBEVを前提としたマルチエネルギー対応と、ライバルとの競合を考慮した結果だ。

新たに21インチの『プジョー・パノラミック・アイコックピット』採用する。
新たに21インチの『プジョー・パノラミック・アイコックピット』採用する。    山田真人

日本に導入されるのは、3008アリュール・ハイブリッド(価格489万円)、3008GTハイブリッド(同540万円)、3008GTアルカンタラパッケージ・ハイブリッド(同558万円)の3グレード。価格はかなり戦略的な印象だ。

新型3008、そして恐らく日本にも導入されるであろう3列シートの5008は、今やプジョーにおけるフラッグシップとなっている。そして、メルセデス・ベンツGLCBMW X3ボルボXC60がそれぞれブランド内でベストセラーカーとなっていることを考えれば、サイズの適正化を図り、プジョーの大本命となるよう『本気で売りにきた』と言えるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。

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