まだまだ頑張る現役編集長の奮闘録

2017.01.21

満67歳でできること/足グルマを何にしようか?

満67歳でできること

2017年ももう半月が過ぎてしまった。本当に月日の経つのは早い。歳を取ればとるほど、時間の経過を感じるのが早くなるものだ、と言われるが、正にその通りだと思う。

周りの先輩達の話題も、“高齢者(75歳で必須となった)の免許のテストを無事終えて良かった”、などという会話が聞こえてきて、自分自身も、果たして、あと何年サーキットでF1などに乗れるのだろうか、と考えてしまう。

しかし、あまり、先のことだけ考えて老いる心配をしても仕方が無いので、今年は時間の許す限り、思い切り遊ぼうと思い、親しい友人からオファーのあった、ミナルディのF1マシンを譲り受けることにした。

このマシンは、コレクターとして高名だったU先生が永らく所有していたもので、コスワースDFRのエンジンの一部が、要修理である以外はとても良いコンディションであることがわかっている。

桜の花が咲く頃までには修理を完了して、ロータスのF 101と一緒にサーキットで走らせたいと思っている。

とは言え、現状の私は、このAUTOCAR DIGITALの編集長と、実家の常磐ホテルの社長の2足の草鞋は相変わらずで、本当のところ、殆ど休みは無い状況なのだ。

それでも、あえてこのように決断したのは、忙しいときこそ、凝縮した休みが貴重で楽しく思えるからで、この2年間ほどは休みを殆ど取らなかったのを反省し、今年は仕事も休みも更に充実させようと思っている。

さて、2016年の新車の販売台数が発表となった。AUTOCARの多くの読者が注目している輸入車マーケットは、2016年も順調に伸びたようだ。

 

しかも、昨年の特徴は、高級SUVの導入が何れも成功したことだ。ジャガーのF-PACE、マセラティのレヴァンテ、ベントレーのベンテイガの3車種は、バック・オーダーを抱えて、素晴らしい出足だという。

更には、メルセデス・ベンツのAMGの販売台数が5000台を上回る新記録を樹立したそうで、500万円を越えるクラスの新車マーケットは例年にも増して好調のようだ。このような状況は数年前なら考えられないことで、時代はドンドン変わっているのである。

足グルマを何にしようか?

今、川崎市麻生区の自宅と、甲府の常磐ホテルの往復に使用しているのは、先代のメルセデス・ベンツC250である。2008年式のこのクルマは、既に12万5000kmほどを走破している。

昨年一年間の走行だけでも25000kmを記録しているが殆どトラブルはなく、大きな不満はないのだが、今年も同じような走り方をするとなると年末には15万kmを超えるのは確実で、そうなると、そろそろ次期の足グルマを検討しなくては、と思い始めている。

私のような走り方で経済性だけを追求すれば、ディーゼル・モデルにするのが一番良いのは解っているのだが、中央道の往復も、もう少しスポーティなモデルでコーナリングを楽しみたい、などと考えると、つい、AMGやジャガーのSVRなどのスーパースポーツに眼がいってしまう。

 

そこで、実際の燃料コストの比較を計算してみたら意気消沈するほどの差がでてしまった。

仮に年間2万5000kmを走るとして、AMGでは、おそらく平均燃費7km/L程度で、現在のハイオク・ガソリンの価格135円として計算すると、年間の燃料費は48万2,142円となる。

これに対し、ディーゼル・モデルで仮に平均燃費11km/L、軽油の価格を100円とすると年間燃料費は22万7,273円となり、何とその差は25万4,869円の大差となってしまうのだ。

この結果をみれば一目瞭然。やはり、余計なことは考えずに、ディーゼルで面白いものは、と考えると、前述の新型SUVが妙に魅力的に見えてくるのだ。

AUTOCAR JAPAN 編集長 笹本健次

1949年生まれ。趣味の出版社として知られるネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長を務め、2012年1月よりWeb版AUTOCARの編集長も兼務する。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。
 
 
 

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