まだまだ頑張る現役総編集長の奮闘録

2026.01.18

今回の笹本総編集長コラムは、ついに6万kmを突破したポルシェ・タイカンに代わる次期足グルマについてです。自宅と職場の両方に充電環境を構築し、理想的なEVライフを満喫している総編集長ですが、次もBEVか、それとも……。

【実際に購入レポート】ポルシェ・タイカンの長期テスト(25)走行距離が遂に6万kmを突破しました

もくじ

タイカンは3年9ヵ月で6万kmを突破
家族ウケは今ひとつだったタイカン
次もBEVか、それともICEか?

タイカンは3年9ヵ月で6万kmを突破

ポルシェ・タイカンは前回のレポートから5052kmを走破し、遂に総走行距離は6万km(2025年12月28日現在6万133km)を突破してしまった。

このクルマが納車されたのが2022年の3月であるから、3年9ヵ月間で達成したことになる。1ヵ月辺りの平均走行距離は1336kmとなったが、これまでの私の毎月の走行距離からすれば、それほど多いわけではない。

相変らずノントラブルで、毎日の足として気持ちよく走ってくれているが、満充電時の走行可能距離は、やはり、僅かながら減少している。

12月の平均で比較してみると、昨年が334.1kmであったのに対し今年は327kmで、夏場よりは大分減少幅が少なくなり、97%で収まった。

この程度で済めば気にすることはないのかもしれないが、今後、更に寒くなりヒーターをガンガン使用した際にどの程度下がるかは確かめてみたいところだ。

家族ウケは今ひとつだったタイカン

次期足グルマの候補として試乗した、レンジローバー・スポーツ・オートバイオグラフィーD300。これなら家族も納得?

さて、タイカンを使用してみて、ポルシェらしい走りでありながらメンテ費用も安く、大いに満足しているが、実は家族からの評判はあまりよろしくない。

その理由は、夏場にガラスルーフからの熱と光が強く、後席の居住性が悪いことと、2mの車幅で丸い形状のため見切りがしづらく、家族が怖がって運転できないという事である。

夏は日傘をさして乗っている有様なので、流石の私もそろそろかな、と感じているところだ。

では、次の候補はなにかというと、以前所有していた際に家族に評判が良かったレンジローバー・イヴォークの発展形として、レンジローバー・スポーツはどうかと考えている。

先日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンより、広報車のオートバイオグラフィーD300を借りて試乗してみたが、予想通り、ハンドリングも良く、見切りも良好なので、これなら家族でも問題なく運転できそうだと感じた。

最大の難関であった、私の家のパーキングのノーズを入れる部分の高さもギリギリにクリアしたので、更に一歩前進というところである。

次もBEVか、それともICEか?

昨年末にはついに6万kmを突破した笹本総編集長のポルシェ・タイカン。せっかく構築した充電環境は惜しいが、次のクルマ選びは?

ジャーナリストの端くれとしては、BEVぐらいは自分で所有してしっかりと体験してみなければ、という目的で、タイカンを購入してみたのだが、いきなり、約120km離れた自宅と目的地の旅館の両方にポルシェの8kWhの充電器を設置してしまうという、EVにとって理想に近い環境を作ってしまったので、遠出するとき以外の日常に全く不便は感じず、BEVの良い面だけをひたすら享受していたようにも思う。

しかし、例えば、マンション住まいで家に充電器が設置できず、周辺の急速充電器のみで済ますようなBEV生活では充電費用も嵩み、下手をするとディーゼルよりも燃費が高くなってしまうようなことも起こりかねない。

一般的に言えば、それぞれ個人の環境に最適な動力源のクルマを購入すればいいのだが、状況が早く変化してしまうので、何が正解かは後になってみないとわからない、というのが現実であろう。

せっかくBEVのある生活に慣れているのに、また元に戻るのも心残りだし、新機種導入に関しては本当に迷うところである。

しかし、現時点ではどうしても所有してみたいようなBEVは見当たらず、まごまごしているとタイカンで10万kmなどということになりかねない、と思っている。それならそれもアリだが、迷うところである。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長、2024年8月より総編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。
  • 撮影 / 編集

    戎大介

    Daisuke Ebisu

    1972年生まれ。学生時代はゲージュツを志すもネコ・パブリッシングの関連企業に就職し、個人売買情報誌クアントや通信販売SCENA、自社広告などの制作に携わる。その中で取材/撮影から執筆/デザイン/編集までを1人で完パケする仕事スタイルを確立し今に至る。現在は甲府は湯村温泉で半ば隠者となりながら、当サイトのスペシャルショップと常磐ホテルSNS更新で命脈をつなぐ。写真機材はクルマメディアの現場では他に出逢わないPENTAX。

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