クルマ漬けの毎日から

2017.04.09

とうとう復活するTVR。先日開催された顧客向けの新型車アンヴェールの舞台に、見覚えのある後ろ姿が。クロプリー編集長のレポートをご覧ください。

新生TVR アンヴェールの瞬間 その舞台になぜ私が

Unexpectedly helping unveil the new TVR coupé

 

 
素晴らしい土曜日を過ごした。グッドウッドのメンバーズミーティングへ向かう途中、かみさんと私はギルフォード(イギリス南部)の近くにあるゴードン・マーレーのオフィスに立ち寄り、TVRが購入申し込み者向けに開催した新型車の内覧会に立ち会った。

 
この90分の会に参加したことで、こうした特別なイベントを行うことが、購入申し込み者たちの気持ちのうえでどれほど重要かがよくわかった。レス・エドガーをはじめとするTVRの経営陣は、新型の発表が遅れている今、すでに前金を支払った人たちに安心感を持ってもらう必要があることをよく認識していた。実際、この会に参加した人たちが安心したのはまちがいない。
 

 
新型TVRはじつに素晴らしいクルマのようだ。現代的に洗練されていながらも、かつてTVRを率いたピーター・ウィーラーが1990年代にこのブランドにもたらした「一途なパフォーマンスカー」という気質を引き継いでおり、TVRの名にふさわしいクルマになりそうだ。

透視図をみれば、そのことがよくわかる。V8エンジンはコンパクトなスペースに低く、後方に搭載されている。このことは新型TVRが意図するパフォーマンスを理解するうえで大きな手がかりになる。現代のテクノロジーが満載されており、とくに見た目とパフォーマンス、ハンドリング、エンジンサウンドを重視しているという。


 
 

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