クルマ漬けの毎日から

2020.05.31

イギリスでは新型コロナウィルス感染症との戦いが、形を変えながら続いています。クロプリー編集長は在宅勤務をしていますが、やはりクルマのことをあれこれ考えています。今、気になっているのは……モーガン3ホイーラー!

【クロプリー編集長コラム】自由を謳歌するなら、モーガン3ホイーラー

もくじ

つのる熱い思い 全面解除を待つ日々
3ホイーラーを駆る“意味”

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

つのる熱い思い 全面解除を待つ日々

外出制限は継続されているが、そのような状況にありながらも、モーガン3ホイーラーを手に入れたいという、思いもよらぬ熱い思いに駆られている。

制限が解かれたら、すぐにイングランド西部にあるモーガン本社へ行き、3ホイーラーに試乗したいと考えている。

テスターのマット・プライヤーも夢中になった3ホイーラー。クロプリー編集長の思いは膨らむばかり。

私は頻繁にインターネットでクルマの見積りシミュレーションをしている。

それでモーガンの素晴らしいウェブサイトに、シルバーボディに黒のセンターストライプが入ったクールな3ホイーラーが掲載されているのを見つけた。

またYouTubeでも、3ホイーラーの動画をたくさん見たが、われわれAUTOCARの動画がいちばん良いと思った。というのも、同じコーナリングの場面を何度も流したりしていないのはAUTOCARだけだし、現実的な走りをレポートしているからだ。

それに長さもちょうどよいし、自撮り棒を使って過激な演出をすることもなく、客観性と節度のある内容になっている。

3ホイーラーを駆る“意味”

しかし、私自身がモーガン3ホイーラーをどのように評価しているかという点については、今はまだすべてを説明できない。

以前、イギリス版編集部では3ホイーラーの長期テストを実施したが、その時はペダルの位置が悪く、運転しにくいと感じた。

ところで、今このクルマに乗りたいと思っている理由は、3ホイーラーは十分すぎる自由を与えてくれる、実に貴重なプロダクトだと思うからだ。

こういうクルマは他とは異なり、移動のため、または物を運ぶために運転するのではないし、はたまたステータスの象徴としてハンドルを握るのでもない。

ただ純粋に、自由を謳歌するために運転するクルマなのだ。

 
 

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