Juju(野田樹潤)ブログ

2022.05.23

【Juju(野田樹潤)ブログ】第70話:Wシリーズ第2戦、惜しかった予選 でも一歩前進

狙い通りペースアップ 集団で走れる

決勝レースは予選での感触から、さらに大胆にセッティングを変更して挑みました。

スタートは、自分でもこれ以上ない! と思えるくらいの完璧なクラッチミートができ、ロケットスタートをすることができました。

ところが勢いが良過ぎて前の2台に挟まれてしまいそうになり、スロットルを戻すはめに。

他車と当たるより、抑えるところはちゃんと押さえて、レースを走り切らないといけないと思いました。

レースのスタートは午後2時半の最も暑い時間。しかもオーバーステアのマシンはリアタイヤの摩耗が激しいので、わたしは前半のペースを抑え、タイヤを温存する作戦でいました。

今になって考えると、もっと前半からプッシュしても良かったなと。 写真:Wシリーズ

ところが今度はアンダーステアが酷くなっていたんですね。

レース後半はアンダーのマシンにも少し慣れ、予定通りプッシュして速いペースを維持できました。

でも今になって考えると、もっと前半からプッシュしても良かったなと。

レースの前半、後続からのプレッシャーに惑わせられることもなかったし、中盤以降は前を行くマシンとの差を詰めていくことができたので少し成長できたと思います。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
 
 

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