Juju(野田樹潤)ブログ

2022.05.23

Juju(野田樹潤)の2022年シーズン「Wシリーズ」第2戦バルセロナでの結果報告です。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第70話:Wシリーズ第2戦、惜しかった予選 でも一歩前進

もくじ

接戦だった予選 可能性を実感
狙い通りペースアップ 集団で走れる
次回のWシリーズは7月 6月も多忙z

接戦だった予選 可能性を実感

みなさんこんにちはJuju(野田樹潤)です。

わたしは今、スペインで開催されたWシリーズの第2戦を終えたばかり。モーターホームでヨーロッパ大陸をゆっくり北上し、デンマークに戻っているところです。

ではバルセロナでのレースを振り返ってみたいと思います。

今回も30分のプラクティスの後に予選というタイトなスケジュール。それでもカタロニア・サーキットは走った経験があるので、前回と比べればはるかにスムーズに走りはじめることができました。

今回のレースで難しかったのは前回とはマシンが違うということ。Wシリーズは物流の関係でレースによって2台の異なるマシンを走らせます。

エンジンが違うメーカー製なので、全く感触が違います。

ところがセットを大きく変更し過ぎて今度はアンダーステアが酷くなっていたんですね。

プラクティスで判明したのはオーバーステアが強いということでした。エンジニアとセッティングを考えて予選に挑みましたが、オーバーの傾向は残っており、わたしは暴れるマシンをねじ伏せて精一杯アタックしました。

予選の結果は14位。予選の後リザルトをチェックすると、あと0.05秒速ければ3つもグリッドが上がっていたことを知り、悔し~ってなりました。

最終のアタックラップではセクター1と2で自己ベストを更新しており、最後に遅いマシンに引っかかって終わっていたからです。

でもトップとのタイム差はプラクティスの時より縮まったので、これで納得するしかないなと思いました。

セッティングを詰めればさらにタイムアップできる感触も掴めたので、欲張ってはいけないなと。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
 
 

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