Juju(野田樹潤)ブログ

2025.07.24

前回のオートポリスでの様々なことを経験に変えて、HAZAMA ANDO Triple Tree Racingチームみんなで迎えた富士のテスト。またひとつ、新たなステージに進んだ感触があったようです。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第118話:充実していた富士テスト、192周を走破

もくじ

ようやく訪れた待望の公式テスト

セッティング以上の成果がありました

次戦は監督不在、どうなる?

ようやく訪れた待望の公式テスト

みなさんこんにちは、Juju(野田樹潤)です。とっても暑い日が続いていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?

前回は九州、オートポリスでのスーパーフォーミュラ第5戦の模様を振り返りました。今回はその次の走行機会となった6月6日、7日に富士スピードウェイで開催された公式テストの模様をお送りしようと思います。

ちょっと時間が空いてしまってごめんなさい!

今シーズンは、2月に1回目の公式テストが鈴鹿サーキットでありました。ところが天候に恵まれなかったため、1日目はシェイクダウンしかできず、2日目は雪で中止になってしまい、満足に走ることができませんでした。

走行条件としては全チーム平等とはいえ、これは結成したばかりの新チームで、さらにイタリアから来た新車を組み立てたばかりの我々にとって、厳しいシーズンの始まりでした。

やりたいことはたくさんあるのですが、まずはひとつずつ、です。

最初のテストでしっかり走りこめなかったことと、開幕戦の鈴鹿やもてぎ、オートポリスでマシン・トラブルが度々発生したことは無関係ではないように思っています。シーズン後半戦に向けて、これまでのよくない流れをリセットする意味でも、今シーズン2回目となる公式テストは重要な機会だったのです。

トラブルなく、計画していたことの7割は試せました。

今回の公式テストでは、午前と午後2時間半ずつの走行時間が用意され、それが2日間あったので、合計で10時間走り込むことができました。また、2日とも完全な晴れの天気に恵まれたこともよかったです。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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