Juju(野田樹潤)ブログ

2025.07.31

【Juju(野田樹潤)ブログ】第119話:手応えあった!Q2進出も見えた富士の2連戦

1秒以内で追走する難しさに直面

決勝レースのグリッドは22台中の19番手。スタートも上手く決まり、1周目で2台くらいパスできそうだったのですが、コカコーラ・コーナーで少しコースをはみ出して順位を落としてしまいました。

ペースは悪くないけど、抜くまでは至らない、という繰り返し。

その後は前を走るライバルについていくことはできたのですが、1秒以内を走ると今度は前のマシンが乱したエアの中を走ることになり、なかなか思うようにタイムが伸びていかない。走りがひとつ上のステージに入ったと実感できたとともに、今度はまた新しい壁が現れた感じでしょうか。

第6戦はトップと同一の36周を走り切り、20位でフィニッシュすることになりました。

順位争いする走り方を、もう少し磨きたいです。

そうそう、今回のレースは野田監督が不在だったわけですが、レース中に手塚長孝チーフアドバイザーとコミュニケーションをとってしっかりと走り切ることができました。

現場の様子は、レース後に監督と共有しました。

マシンのセッティングはまだ「このセットでいい」という感じではなくてリクエストもありますが、そんな状態でも、マシンが暴れてしまいそうなところを押さえつけてでも確実にタイムを出せるという自信のようなものは湧いてきました。

それにしても暑い! スポーツドリンクが欠かせません。

さて、前日から大きくセッティングを変更して挑んだ第7戦の予選ですが、思ったような結果にはなりませんでした。

昨日は同じ組のトップから0.7秒差のタイムでしたが、今回は1.2秒差をつけられてしまいました。それでも22台中の17番手。後ろに5台もいる状況なので、前日からの良い流れは続いているという確信が持てました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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