Juju(野田樹潤)ブログ

2025.07.31

【Juju(野田樹潤)ブログ】第119話:手応えあった!Q2進出も見えた富士の2連戦

いきなり接触!それでも走り続けました

日曜日に開催された第7戦の決勝レースでもスタートは問題なし。ところが1周目のダンロップコーナーに高星明誠選手とサイドバイサイドの状態で入ることに。そのまま2台横並びでコーナーを抜けた立ち上がりで、私が縁石押し出されるようなかたちになってしまいました。

そこにソーセージのように盛り上がった縁石があり、それに乗った私はジャンプ! どうすることもできず、着地とともに高星選手にぶつかってしまったのでした。

せっかくいいクルマに仕上げてもらったのに、チームに申し訳なかったです。

レースがはじまったばかりなのに、もったいない。でも、こういうことが起こるのはしかたがないです。レース後には、高星選手から声をかけてくれました。

これまでずっと完走できていたので残念。次、がんばります!

さて、私のマシンは接触でフロントウイングや左フロントまわりが壊れた状態でピットイン。サーキットに駆けつけてくれたファンの方たちやスポンサーさんのことを思って少しでもいいから走りたいと思い、じっと修理を待ちました。

メカニックの方たちも大急ぎで直してくれ、再スタートを切ることに。とはいえ10周ほど遅れてしまったことで、最後は周回数が足りず、完走扱いにはなりませんでした。

土曜の予選を終えてから、「すごいね」って言ってもらうことが増えた気がします。

今回の6戦と7戦では決勝で思うような結果を残すことができませんでしたが、Q2進出が見えた予選やレースペースなど、確実に前進したことが感じられました。

次戦、8月の菅生のレースも楽しみです。みなさん、これからも応援をよろしくお願いします!

ヘルメットを取ってもまとまりやすいように、ちょっとパーマかけました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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