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ルノー・メガーヌRS 300トロフィー 英国試乗 選ぶべきはカップシャシー仕様?

2019.04.02

100字サマリー

シリーズトップに君臨するメガーヌRS 300トロフィーの英国試乗記です。スタンダードなRSでさえ驚異的なモデルであり、トロフィーにはさらにその上を行くパフォーマンスが与えられていますが、カップシャシーを選択したRSとの違いはそれほど大きくはないようです。

もくじ

どんなクルマ?
本物のパフォーマンスハッチ
どんな感じ?
乗り心地は強烈 気になるフィール
刺激が重要 問題はギアボックス
「買い」か?
カップシャシー仕様で十分
スペック
ルノー・メガーヌRS 300トロフィーのスペック

どんなクルマ?

本物のパフォーマンスハッチ

ルノー・メガーヌRS 300トロフィーは本物のパフォーマンスハッチであり、ルノーがありきたりな方法ではなく、徹底的なこだわりをもって、このメガーヌ最強のハードコアモデルを創り出したであろうことは、多くにご理解頂けるだろう。

「トロフィーとは毎日乗ることのできるサーキット用モデル」であり、一方「スタンダードなメガーヌRSは驚くほどのスポーツ性を備えた毎日乗ることのできるモデル」だというルノーの説明が、控えめながらも、このクルマの本質を表しているのかも知れない。

いずれにせよ、昨年末、ポルトガルを舞台にテストしたメガーヌRS 300トロフィーが、ようやく英国上陸を果たしたのだ。すでにマット・プライアーのレポートを目にしているかもしれないが、まずは、何がこのクルマをメガーヌRS 300トロフィーにしているのかを見てみることにしよう。


まず、この3万1835ポンド(464万円)のプライスタグを掲げるホットハッチでは、ルノースポール製カップシャシーが標準となる。ダンパーとスプリングはそれぞれ25%と30%締め上げられ、ご想像のとおり、アンチロールバーも10%強化される。さらに、トルセン式リミテッドスリップディフェレンシャルが組み込まれ、ブレーキキャリパーの色は赤だ。

ブレーキに関して、カップシャシー仕様のスタンダードなメガーヌRSではオプション扱いの複合素材ディスクがトロフィーでは標準となり、各輪で1.8kgのバネ下重量削減を可能にするとともに、軽量バッテリーを搭載することで、スタンダードなメガーヌRSに対して、マニュアルギアボックスを積んだトロフィーは18kgの軽量化を果たしている。

さらには、音量調整可能なバルブが仕込まれた抜けの良い新エグゾーストシステムが採用される一方、エンジンレスポンスの向上を図るべく、ターボチャージャーにはセラミックボールベアリングが使われている。その結果、トロフィーのパワーはスタンダードモデルから20psアップの300psに達しており、トルクも40.8kg-mへと引き上げられている。

オプションとして、サポート部分がアルカンターラ張りとなるレカロシートと、ブリヂストン・ポテンザ007が設定されているが、テスト車両にはレカロシートだけが装着されていた。

 
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