ニュルブルクリンクの記録は信じていい? メーカー独自の計測手法 それに対する新提案とは

2017.04.09

100字サマリー

「ニュルブルクリンクのレコード更新」という言葉、よく見ますが、計測手法はメーカーによって異なるといいます。それに対して、どういう意見をもつべきなのでしょうか。また、解決策はあるのでしょうか。

日々更新される「ニュル記録」に対する、ふたつの見方

ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォマンテはニュルブルリンク北コース(20.7km)で、量産車最速ラップ・レコードとなる6分52秒を記録したという、ランボルギーニが発表したニュースは世界を震撼させた。

これを聞いた反応はふたつに分かれた。

公道を走るスーパーカーが、ステファン・ベロフの記録したポルシェ956の史上最速記録の41秒差まで迫ったという新しい時代の到来を祝福する集団がいる一方で、640psのランボルギーニがどうやって、886psのポルシェ918スパイダーよりも5秒も速く周回することが出来たのか懐疑的に思う集団は、メーカーが公表したオンボード映像を批判的に分析している。

好むと好まざるとにかかわらず、ニュルブルリンクの最速タイムは重要だ。パフォーマンスカー開発において指標となったリング・レコードは、リスクを負ってさえ重要であり、そのタイムはこの10年で1分も更新されている。

3.5秒以下の0-100km/h加速と320km/h以上の最高速を標榜するパフォーマンスカーの世界では、抜きでは語れない指標である。

しかし、今のところ統一の規定があるわけではないので、個々のメーカーがそれぞれの手法で計測した記録を公表しているに過ぎない。


しかも、量産型のクルマに施されたチューニングの度合いに関してはその内容が明かされることは少ない。ほとんどのレコード・セッターには、安全面の配慮からロール・ケージが設置されているが、一部のメーカーは、このロール・ケージの設置によって増加した重量を、同じだけの重量の内装を除去することで対応していたり、ほかのメーカーは、サーキット仕様のコンパウンドの高いタイヤを装着したり、最低限のオプションを装備している例もある。

こうした状況に、アメリカの自動車愛好家であるジェームス・グリッケンハウスはあらたな提案があるようだ。


 
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