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2019.03.09

自動運転車の歴史 1920年代から現在まで 前編

電子制御道路構想(1957年)

1950年代後半には、自律的ではなく、外部から指示を受ける形で走行する方が明らかに容易だった。そんな中、米国の研究者は「電子制御道路」と呼ばれる技術を開発した。

モックアップは1950年代前半に発表され、1957年からはネブラスカにある120mの道路を用いて、実際に実験が行われるようになった。これはラジオコーポレーションオブアメリカ(RCA)とネブラスカ州政府の合同事業だった。

広く言われている通り、この技術は地面に埋め込まれた探知回路から車両に搭載された無線受信機に情報が伝えられることで成立する。この情報をもとに車は自動制御されるのだ。電子制御道路はビークル・トゥ・インフラストラクチャ技術の一部で、これはドライバーに故障車や構造物といった障害物を警告し、一定の頻度で「コロンブス出口まであと8kmです」といった具合にナビゲーションを行う技術である。

電子制御道路は有望な技術で、実際2018年に本格化した。しかし、当時は無線装置を全米の道路に埋め込む必要があったため、費用面から現実的な技術とは言えなかった。

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