自動運転車の歴史 1920年代から現在まで 前編

公開 : 2019.03.09 05:50

スタンフォードカート(1961年)

ジェームス・アダムスはスタンフォード大学博士号取得候補者で、スタンフォードカートとして知られるプロトタイプを作り上げた。これは火星で無線制御の探査機を使用できる可能性をテストするためだった。

操縦者が操作してから実際に車両に反映されるまでには2.5秒の遅れがあったために、彼の実験は失敗に終わった。しかし、1960年代から1970年代にかけて、自動運転技術の研究者の間で、有用な試験台として用いられることになった。1967年には自動で白線上を走行する技術が搭載され、1977年には2眼式になった。

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