自動運転支援技術 「自動」が危険な誤解の要因に ザッチャム研究所が指摘

2018.10.22

100字サマリー

ザッチャム研究所が発表した研究結果によれば、運転支援技術につけられた「自動」や「自律」といった呼称が装置に対するドライバーの過信を招くとのことです。あくまでも運転「支援」であることを明確にしなければならないとコメントしています。

もくじ

「自動」「自律」が誤解招く
あくまでも「支援」
インタビュー マシュー・エイブリー(ザッチャム研究所)
ザッチャムのテスト結果(その1)
ザッチャムのテスト結果(その2)
ザッチャムのテスト結果(その3)

「自動」「自律」が誤解招く

ザッチャム・リサーチは最新の運転支援システム搭載車について、ドライバーが「危険な」誤解をしがちであるとする研究結果を発表した。

またユーロNCAPと協力し、自動緊急ブレーキやレーンキープアシストなど最近一般的になったシステムを装備する10車種のテストを行なった。

両者は多くの消費者が最近のテクノロジーについて誤解していると発表。研究によれば、世界全体で71%、英国内では53%のドライバーが既に完全な自動運転が実用化されていると考えていた。ザッチャムでは、広告などにおける「半自動運転」や「自律走行」といった用語の使用が混乱を招いているという。

ザッチャムでの研究を統括するマシュー・エイブリーは「一部のメーカーは、ドライバーがクルマを操作しなくても良いかのような広告を行なっています。『半自動運転』や『自律走行』という用語によって競争における優位性を確保したいのでしょうが、これが混乱を増長しているのです」と説明している。

 
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