蘭ライトイヤー・ワン 航続距離724kmのソーラーEV 価格は約1450万円

公開 : 2019.07.10 12:00  更新 : 2019.07.10 12:00

ボンネットとルーフに太陽電池パネル。オランダの新興企業「ライトイヤー」が、EVのプロトタイプを公開しました。年間2万kmが走行可能な電力を、太陽光発電でまかなえます。実車を撮影!

もくじ

四輪駆動で軽量な車体
ソーラーパネル「大人が上を歩いても大丈夫」
低価格モデルも、発売計画

四駆 軽量 ライトイヤー・ワン

オランダの新興企業ライトイヤーが、航続距離の長いソーラーカー「ワン」のプロトタイプを、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開した。

ライトイヤー・ワンは、軽量で、四輪駆動の、クーペ風4ドアのボディを持つ電気自動車だ。太陽光発電と外部充電の両方に対応し、航続距離はWLTP複合モードで約724kmにもなるという。その実走不可能なプロトタイプは6月に発表された後、7月にサセックスで開催されたイベントで一般公開された。

ライトイヤーの主張によれば、このワンは一般的なEVよりも消費電力がずっと少ないため、同クラスのバッテリー式EVよりずっと小さな電池で、クラス最高の航続距離を実現できるという。

各車輪をそれぞれ個別に駆動することで、ドライブトレインにおけるエネルギーの損失を最小限に留めている。ボディ構造には超軽量な素材が使われているため、走行時の電力消費を抑えることができる。

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