今年発売予定、次期『BMW M3』を予告! 4モーター搭載『Mコンセプト・ノイエ・クラッセ』 M新章に向けた意図表明
公開 : 2026.06.16 07:05
BMWはMモデルの将来の姿を示すコンセプトカーとして『Mコンセプト・ノイエ・クラッセ』を公開しました。次世代『M3』の予告とみられ、モータースポーツの影響を受けた4モーター搭載の高性能EVとなっています。
Mモデルの将来の姿
BMWは、6月13日から14日にかけて開催されたル・マン24時間レースにて、M部門の未来の方向性を示すコンセプトカーとして『Mコンセプト・ノイエ・クラッセ』を公開した。
今年後半に発表予定の新型『M3』を予告するものであり、新たな章を迎えるBMW Mにおいて、モータースポーツがデザイン、技術、そしてキャラクターにどのような影響を与えるかを示す意思表明でもある。

新型M3は、先日発表された『i3』をベースとし、BMWのGen6プラットフォームを採用、直列6気筒エンジンまたは電気駆動のパワートレインが用意される。しかし、技術的にはまったく異なるアプローチを採用し、完全に独自設計となる。
以前のコンセプトカー『ビジョン・ノイエ・クラッセ』が基本デザインをほとんど変更せずにi3へと進化したように、このMコンセプト・ノイエ・クラッセも新型M3の姿を強く示唆するものと考えられる。
最近、ミニでデザイン責任者を務めていたオリバー・ハイルマー氏が、BMW Mのデザイン責任者に就任した。同氏は今後のデザインについて、「ノイエ・クラッセの表現力豊かな先鋒であり、力強く、決意に満ちている」と述べている。
性能の高さを強調するデザイン
ハイルマー氏が目指すのは、次世代のMモデルと、標準モデルとのより明確な差別化だ。現行のM3や『M4』は、標準の『3シリーズ』や『4シリーズ』と大まかなシルエットと基本プラットフォームを共有している。
「BMW Mでは、『形態は機能に従う』という原則があります。あらゆるディテールがパフォーマンスに貢献しているのです。このプロジェクト(Mコンセプト・ノイエ・クラッセ)は、BMW Mのキャラクターを新たな時代へと引き継ぐものであり、わたしにとって本当に特別なものです」とハイルマー氏は語った。

BMWによると、Mコンセプト・ノイエ・クラッセは「一目で高性能車と認識できる」ように設計されており、その圧倒的なダイナミック性能を物語る数々の特徴を備えているという。
中でも特に目を引くのは、高出力EVドライブトレイン用のエアインテークを囲む、独特なV字型ボンネットだ。また、『3.0 CSL』や『635 CSi』といった過去のアイコンを彷彿とさせる「シャークノーズ」グリル、空力性能を追求したM専用デザインのドアミラー、大きく張り出したリアフェンダー、そして天然繊維で作られたさまざまなエアロパーツも特徴的だ。
高速セーリングボートから着想を得た「トリマラン(三胴船)風」のフロントバンパーデザインは、「車両の技術的性能を強調する」3分割構造となっている。後部も同様の構成で、ダウンフォースと空力効率を高めるダックテール型リアウィングと組み合わされている。







































