ル・マンでGT3コンセプト初公開 ジュネシスの新ブランド『マグマ』、独自パフォーマンスカー開発への野心示す

公開 : 2026.06.17 07:25

ヒョンデの高級車ブランドであるジェネシスは、ル・マンで新しい『マグマGT3』コンセプトを公開。公道仕様の『マグマGT』をベースとするハードコアなレーシングカーで、同じV8エンジンを搭載する可能性があります。

新たにGT3クラスへ参戦か

ヒョンデの高級車ブランドであるジェネシスは、新しいレーシングカーのコンセプトモデルとして『マグマGT3』を公開した。今後のモータースポーツ活動をどのように拡大していくかを示すモデルとなる。

昨年の『マグマGT』コンセプトのレース仕様であり、世界耐久選手権の最高峰であるル・マン24時間レース(6月13日から14日にかけて開催)で公開された。

ジェネシス・マグマGT3コンセプト
ジェネシス・マグマGT3コンセプト    ジェネシス

公道仕様よりも明らかにアグレッシブな外観となり、フロントには補助ライトが追加され、カーボンファイバー製のエアロパーツも多数装備されている。

現時点ではコンセプトカーとのことだが、ジェネシスによれば、GT3クラスのレギュレーションに基づいて開発されているという。比較的短期間で実戦投入可能なマシンとなる可能性がある。

ジェネシス独自開発モデル

技術的な詳細は現時点では明らかにされていないが、公道仕様車と同じV8エンジンを搭載するとみられている。ハイパーカー『GMR-001』に採用された3.2L V8エンジン(ヒョンデのWRC用直列4気筒エンジン2基をベースとしている)と関連があるかもしれないが、チューニングは異なるものとなるだろう。

このコンセプトカーはまた、ジェネシスの新サブブランド『マグマ』を通じて独自のパフォーマンスカーを開発するという野心も反映している。近日発売予定の『GV60マグマ』でみられるような、既存モデルの単なる高性能化にとどまらないアプローチだ。

ジェネシス・マグマGT3コンセプト
ジェネシス・マグマGT3コンセプト    ジェネシス

ジェネシスのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ルーク・ドンカーヴォルケ氏は次のように述べた。

「(公道仕様の)マグマGTコンセプトは、公道におけるラグジュアリーとスポーティさのビジョンを体現しています。一方、マグマGT3コンセプトはその哲学をレース環境へと昇華させたものであり、あらゆる要素がパフォーマンス、効率性、そして目的によって駆動されています」

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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