【ゾウの本気を見せてくれ】ZO MOTORSがEVトラックの第1号車を発売

公開 : 2025.01.20 07:05

実車は『スマート物流EXPO』で展示予定

具体的には、2007年6月1日以前に普通免許を取得した人は中型のうち8トンまで運転可能なので全車種、2017年3月11日以前に取得した人は準中型のうち5トンまで運転可能なのでZM5が運転できる。大手メーカーを思わせる配慮だ。

気になる航続距離は、ZM6/ZM5で180km。同クラスの三菱ふそうeキャンターはSサイズ99km、Mサイズ213kmの2種類なので、遜色ないと言えるだろう。

ZO MOTORS事業説明会の様子。
ZO MOTORS事業説明会の様子。    ZO MOTORS

このうちZM6は、すでに神奈川県川崎市にある運送会社の営業所で実証実験を行っている。この営業所は住宅地の中にあり、以前から騒音を抑えられる電気トラックに注目していたそうだ。

今後について花田社長は、大手物流会社との交渉も始めていると言いつつ、向き合うべきは中小だと語った。そして大手メーカーに対する優位点として、価格を挙げた。

ZM6の価格は1390万円で、ZM5については1000万円前後を考えていきたいとのこと。ちなみにeキャンターは、Mサイズバッテリーを積んだZM6と同等サイズの車種が、2023年3月の発売時点で1759万6700円だ。

安さの理由として花田社長は、ファブレスであること、WEICHAIグループとしての生産規模が大きく、スケールメリットを活かせることを挙げていた。

アフターサービスについても手を打っていて、3000拠点の整備工場を擁する日本自動車車体補修協会(JARWA)、全国9700拠点の日本ロードサービスと業務提携を結んだとのことだ。

ちなみに実車は、1月22〜24日に東京ビッグサイトで開催される「スマート物流EXPO」で展示されるという。気になる方は足を運んでみてはいかがだろうか。

記事に関わった人々

  • 執筆

    森口将之

    Masayuki Moriguchi

    1962年生まれ。早稲田大学卒業後、自動車雑誌編集部を経てフリーランスジャーナリストとして独立。フランス車、スモールカー、SUVなどを得意とするが、ヒストリックカーから近未来の自動運転車まで幅広い分野を手がける。自動車のみならず道路、公共交通、まちづくりも積極的に取材しMaaSにも精通。著書に「パリ流環境社会への挑戦」(鹿島出版会)「MaaSで地方が変わる」(学芸出版社)など。

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