中国GWM、衝撃のPHEVスーパーカー発売へ 4.0L V8ツインターボ搭載か

公開 : 2025.07.30 06:45

長城汽車(GWM)は新型のフラッグシップスーパーカーを開発中で、フェラーリやマクラーレンに対抗する狙いです。自社開発のV8エンジンを使用するPHEVになると予想されています。年内に正式発表される可能性も。

高性能ハイブリッド 年内に発表?

中国の自動車メーカー、長城汽車(GWM)は、新型のフラッグシップスーパーカーの発売準備を進めている。フェラーリ296やマクラーレンアルトゥーラに挑む構えだ。

会長の魏建軍氏が、同社の設立35周年を記念して中国のソーシャルメディア『Weibo』に投稿した写真で明らかになった。写真には、ミドシップエンジン車と思われるスリムなスーパーカーを囲む同社幹部たちが写っている。

長城汽車が公開したスーパーカーの予告画像
長城汽車が公開したスーパーカーの予告画像    長城汽車

今年初頭、長城汽車の最高技術責任者(CTO)である呉暉霄氏は中国メディアに対し、同社は5年間にわたってスーパーカーの開発を進めており、カーボンファイバー製シャシーを採用することを明らかにし、「欧州の競合他社よりも優れている」と述べた。

河北省に本社を置く長城汽車は、中国でも歴史の古い大手自動車メーカーで、昨年は世界中で123万台を販売した。国内で販売するオラ(欧拉)とハヴァル(哈弗)のブランドに加え、ピックアップトラックブランドのPoer、高級クロスオーバーブランドのWey、オフロード車ブランドのタンク(坦克)を傘下に持つ。

このスーパーカーは、新たに設立された最上位ブランド『自信汽車(Confidence Auto)』かから販売される予定だ。自信汽車は高級車を専門に扱い、中国BYDのヤンワン(仰望)ブランドと競合することになる。

ヤンワンの電動スーパーカー、U9は、最高出力1250ps、最高速度380km/hを実現し、ニュルブルクリンクを7分18秒で周回した記録を持つ。長城汽車のスーパーカーもこれと同等のパフォーマンスを実現するかもしれない。

詳細はまだ不明だが、今年初めに上海モーターショーで発表された自社開発の4.0L V8エンジンを採用する可能性がある。

長城汽車はV8エンジンの仕様について、ターボチャージャーを2基搭載することを確認したのみだが、最高出力は600ps、最大トルクは81.5kg-mに達するという報道もある。

このエンジンは電気モーターやバッテリーと組み合わされ、プラグインハイブリッド(PHEV)となることから、総出力はさらに大きくなる見込みだ。

新型スーパーカーは、11月末に開催される中国自動車業界最大級のイベント、広州モーターショーで公開される可能性がある。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事