【高速安定性とスノー性能を向上】オールシーズンタイヤ『ネクセン・エヌブルー4シーズン2』10月より順次発売

公開 : 2025.08.07 08:05

欧州での純正採用も多い、韓国タイヤメーカーのトップ3、ネクセンのオールシーズンタイヤの進化型『エヌブルー4シーズン2』が、欧州や北米に続き、日本での展開が開始されます。欧州で鍛えられた高速性能とスノー性能の高さが特徴です。

『エヌブルー4シーズン2』の日本展開を開始

ネクセンタイヤジャパンは、オールシーズンタイヤの『エヌブルー4シーズン2(N-BLUE 4SEASON 2)』を欧州、北米に続き日本でも10月16日より順次発売することを発表した。

『エヌブルー4シーズン2』は、『アクティブ・オールシーズンタイヤ』として、ヨーロッパで求められるオールウェザー性能と、あらゆる季節と路面状況での走りにこだわるユーザーの声に応え、高い次元の高速安定性とスノー性能を向上させた製品である。

オールシーズンタイヤ『ネクセン・エヌブルー4シーズン2』が10月より順次発売。
オールシーズンタイヤ『ネクセン・エヌブルー4シーズン2』が10月より順次発売。    ネクセンタイヤジャパン

技術的なトピックとしては、幅広い温度域に対応するコンパウンドと独自の『グリップ・レジン・テクノロジー』を採用することにより、あらゆる条件下での路面密着度が高まり、制動力が向上したことが挙げられる。

トレッド面のアングルを付けた波形と超薄型カーフ(トレッド面の細かな溝)は、ウェットやスノー路面でのグリップ性能を向上させ、両側のショルダーブロックには、スノー路面で効果的に駆動力を発揮するギザギザも設けられた。

一方、センター部のブロックにはエッジ部分を面取りする『チャンファー加工』が施されることでブロック剛性をアップ。操縦安定性の向上も図られた。

また、長く続くタイヤ性能も特徴の1つである。摩耗が進むとトレッド面に隠された『ジグザグブロック』が現れて雪上グリップを長く維持するほか、従来品より耐摩耗性も大幅に向上した。

『エヌブルー4シーズン2』は、欧州でタイヤ生産と使用時の安全性と環境への配慮が評価され、独オートビルド誌が選出する『グリーンタイヤ2023』を受賞している。

日本での発売サイズ

日本での発売サイズは16〜19インチの計25サイズで、価格はオープン価格となっている。発売は10月からを予定しているが、一部サイズは2026年からの供給となる。
 
■19インチ
・235/55R19 105W XL
・225/55R19 103V XL
 
■18インチ
・245/40R18 97W XL
・225/40R18 92Y XL
・225/45R18 95Y XL
・235/50R18 97W
・225/50R18 99W XL
・235/55R18 100V
・225/55R18 98V
・235/60R18 107V XL
・225/60R18 104V XL
 
■17インチ
・225/45R17 94W XL
・215/45R17 91W XL
・225/50R17 98W XL
・215/50R17 95W XL
・205/50R17 93V XL
・215/55R17 98W XL
・225/60R17 103V XL
・215/60R17 100V XL
・225/65R17 106V XL
 
■16インチ
・205/55R16 94V XL
・215/60R16 95V
・205/60R16 96V XL
・215/65R16 102V XL
・205/65R16 95H

オールシーズンタイヤ『ネクセン・エヌブルー4シーズン2』が10月より順次発売。
オールシーズンタイヤ『ネクセン・エヌブルー4シーズン2』が10月より順次発売。    ネクセンタイヤジャパン

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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