【240を抜き歴代最高に】XC60はボルボのベストセラーモデル!大幅改良を受けた今こそ買い時

公開 : 2025.08.07 11:45

ボルボXC60がビッグマイナーチェンジを受けました。前後デザインのアップデートや、大幅に処理能力が向上した11.2インチディスプレイなどが特徴です。モデルライフ自体は長いですが、逆に熟成度は高い印象。編集部ヒライのレポートです。

ワールドワイドのベスト3は全てSUV

6月25日に発行された、『ボルボXC60が240を抜いて、歴代ベストセラーモデルに』というプレスリリースを見て、「ついに来たか」と感じた。

正直、240がベストセラーであるという認識はなかったが、今回で累計販売270万台を超えたXC60がボルボにおけるベストセラーモデルであることは聞いていたからだ。

240を抜いて、歴代ベストセラーモデルになったボルボXC60がビッグマイチェン。
240を抜いて、歴代ベストセラーモデルになったボルボXC60がビッグマイチェン。    平井大介

ワールドワイドの数字で言えば、2024年にXC60は23万853台を販売。これはXC40の17万3890台、XC90の10万8621台を上回り、ブランドトップの数字となる。

ちなみに、この3台がまさにベスト3で、それに続くのがEX30の9万8065台であるから、ボルボもすっかりSUV中心のブランドとなった。

一方、日本ではコンパクトなサイズが強く、2024年はXC40の3982台がトップ。XC60の2362台が続き、ここでエステート(ワゴン)のV60が1858台と健闘している。その後はEX30が1762台、XC90が1141台という順番だ。

XC60が属するDセグメントSUVは群雄割拠の状態で、メルセデス・ベンツGLCBMW X3はそれぞれのブランドでベストセラーモデルになっている。レクサスもNXを擁し、これまた強力な存在だ。

2017~2018年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したXC60は、モデルライフ自体はかなり長くなってきたが、その間に何度かモデル改良を施している。今回取材したモデルも関係者が「中身は別物」と語るほど、大きなモデルチェンジとなった。

斜線が重なるデザインとなったフロントグリルが目印

簡単にモデルチェンジの内容を説明しよう。

今回日本仕様で用意されるのは3グレード。マイルドハイブリッドの『XC60プラスB5』(価格789万円)と『XC60ウルトラB5AWD』(同879万円)、そして『XC60ウルトラT6AWDプラグインハイブリッド』(同1029万円)となる。

取材車両はマイルドハイブリッドの『XC60ウルトラB5AWD』で、価格879万円。
取材車両はマイルドハイブリッドの『XC60ウルトラB5AWD』で、価格879万円。    平井大介

エクステリアでは、斜線が重なるデザインとなったフロントグリルが目印で、テールレンズもダークタイプに変更。これは先日行われたXC90のマイチェンと同様の意匠だ。取材車のオーロラシルバーと、マルベリーレッド、フォレストレイクという3種類の新色が用意されたのもトピック。

アルミホイールは全て刷新され、先ほど紹介したグレード順に18、19、20インチを設定する。

インテリアでは、9インチから11.2インチに大型化したセンターディスプレイが特徴。しかも従来から情報処理速度は2倍以上、グラフィック生成速度は10倍というから大幅な進化だ。XC90などでも見られたグーグルと連携したインターフェイスも採用されている。

また、大きなところではマイルドハイブリッドのB5エンジンがミラーサイクル化されたのもトピックだ。これにより燃費が、FFモデルで12.6→13.3km/L、AWDモデルで12.2→12.8km/L(いずれもWLCTモード)と約5%改善された。

なおこれで全てではなく、他にも吸音材の追加で静粛性が向上するなど、様々な改良が施されている。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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