マクラーレン・スポーツ・シリーズの最新スクープ

公開 : 2015.03.20 22:40  更新 : 2017.06.01 02:10

来月ニューヨーク・モーターショーでの公開を目標とするマクラーレンのエントリー・モデル、スポーツ・シリーズの最新のスクープ写真を公開する。

撮影された時は、ちょうどジュネーブ・モーターショーでデビューしたばかりの675LTフェラーリF12ベルリネッタとで走行していたのだそうだ。

マクラーレン・カスタマー・フォーラムによると、スポーツ・シリーズのモデル名は570Sとなる確率が高いとのこと。

これまでの通例どおりでいくならば、モデル名は最高出力を表すことになるので、3.8ℓツイン・ターボV8エンジンはおよそ570psを発揮するのではないだろうか。

他のマクラーレン同様、スポーツ・シリーズもミド・エンジンとなり、カーボンファイバー製タブをベースにすることが有力だ。

ボディ展開はクーペとオープン・トップ・スパイダーに加え、より広い内装をもったGTバージョンも加えられるという推測も多い。GTバージョンもかなりの速さが約束され、長距離ツーリングもこなせるようだ。

またデビューしたばかりの675LTに続くようなサーキットに特化したモデルも追加される可能性もある。

さらにアジアのマーケットを重視した、デチューン
・モデルも追加されるとのことで、その際のモデル名は625Cとなる予定である。こちらはニューヨーク・モーターショーの3週間後の上海モーターショーでのデビューが期待される。

加えて、マクラーレンは、このスポーツ・シリーズのワンメイク・レースも計画中で、GT3バージョンも登場が予定されている。

ボディ・パネルは、ほかのどのマクラーレンとも共有することはないため、独自のグラスハウスを持つ。ただし、マクラーレンのバッジのような形のフロントLEDランプなど他と共通のデザインを採用することになるはずだ。

このクルマがデビューした暁には、スポーツ・シリーズ(のちに ’5’ ファミリーになる予定)、スーパー・シリーズ(650S675LT)、アルティメット・シリーズ(P1P1 GTR)の大きな3本柱が完成することになる。

ちなみに12Cの販売は継続する予定ではあるが、カスタマーは新しいモデルに流れることが予想されるため、生産台数は減らしていく意向とのこと。

マクラーレンのCEO、マイク・フルイットは「マクラーレンという会社が設立されたときから、このクルマの計画はあったのです」と語る。

「スポーツ・シリーズがデビューすれば、マクラーレンのさらなる飛躍が期待できるでしょうね」と語ると同時に「極めて限定的かつ排他的なモデルにするつもりです」と語った。

マクラーレンは今年の販売台数を1700〜1800台にしていく意向で、スポーツ・シリーズがデビューしたのちには4000台くらいまで増やしていきたいのだそうだ。

また4000台を売るには現時点で72件のディーラーを100まで増やしたいとのことである。

ちなみにP1は375台、P1 GTRは40台(先週オーダーが締め切られたばかり)が生産済みで、アルティメット・シリーズに関しては「P1よりも ’少しうえ’ くらいでは私もカスタマーも満足しないでしょう」と語る。

「それくらいに、アルティメット・シリーズはこれまでのマクラーレンから大飛躍するでしょう」

「新しいストラクチャーの開発、性能の高いバッテリーの開発、エアロダイナミクスやソフトウェアの開発など、やるべきことはたくさんあります。F1時代からP1までに20年かかったことと同じようにね」

またマクラーレン製SUVの計画について聞いたところ「そんな計画は全くありません。われわれはスポーツカーを作るためにあるのですから」と語った。

 

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