フィアット、500ベースのSUVを拡充

公開 : 2015.03.20 22:30  更新 : 2017.06.01 02:10

フィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)は、イタリアン・ブランドをマス・マーケットに据え、ジープをSUVマーケットに特化したブランドにする方針を明らかにした。

フィアットの繁栄の鍵となるのは、コンパクトSUVのにあたる500X。ジープ・レネゲードの姉妹モデルにあたる。

またフィアットとジープは、500Xよりも大きいサイズのSUVの開発にも力を注いでいるという情報をAUTOCARは掴んでいる。

つい先日行われたジュネーブ・モーターショーでもFCAのボス、セルジオ・マルキオンネは ”フィアットはマス・マーケット・ブランドへと成長するだろう” と語っている。

この際 ’フル・レンジ’ という言葉を強調しており、500や500X以外のボディ展開も目論んでいることも示唆した。

現時点で大きく成長しているヨーロッパ内のマーケットは、SUVとプレミアム・モデルである。

プレミアム・モデルのエリアはアルファ・ロメオがカバーし、マセラティも新型を投入して売上を支える見込みなのだそうだ。

フィアットはキュートなルックスを纏った500で既にカスタマーの心をつかんでいる。500ハッチバックと更に大きい500L MPVもヨーロッパでは確実な支持を得ていることから、500ファミリーの拡充を推し進めることが最も手堅い手段と捉えているようだ。

したがってSUVセクターには500Xを投入する予定で、ヨーロッパでは非常に評価が高い日産デュアリスを迎え撃つ作戦だ。

これまでの情報から推測するに、シープとプラットフォームを共通する3種類のモデルがフィアットから登場することが目前の様子。

うち1種類は小型ハッチバックをベースにしたSUVになる可能性が高い。パンダ・クロスにあたるモデルが出たとしても決して不思議ではない。