パノスがデルタウィングと組んだ2モデルを計画

公開 : 2015.03.26 22:20  更新 : 2017.06.01 02:10

現在活動を休止しているアメリカのカー・メーカー、パノスだが、デルタウイングと組んで2台のロードカーを制作する計画が発表された。デルタウイングは、2012年のル・マン24時間を走ったことでも知られるレーシング・モデルだが、この新しいデルタウイングは、345psのエンジンを搭載する2シーター・スポーツカーと、106psのエンジンを搭載する4シーター・サルーンのロードゴーイング・モデルとなる。

両方ともに、デルタウイングの特徴とも言えるフロントのトレッドが狭いホイールが特徴で、30:70という重量配分を特徴とする。

この計画は、デルタウイング・テクノロジー・グループがパノスを編集するカタチでの実現を目指している。

ボディは軽量アルミニウム・シャシーを持ち、エンジンはリアに横置きされる。サルーンのためのエンジンは3気筒、スポーツカーのためのエンジンはターボ付きの4気筒となる予定。価格は、GTが$60,000〜70,000(716万円〜835万円)、サルーンが$27,000〜30,000(322万円〜358万円)を設定している。ただし、サルーン・モデルについてはその設計図は公開されていない。

パノスと、デルタウイング・コンセプトの権利を持つチップ・ガナシーは、現在日産に対して権利の主張に関して法的措置を訴えている最中だ。また、彼らはデルタウイングの後継モデルとなったZEOD RCについても知的所有権を日産が犯したと訴えている。

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