ジャガーのSUV、F-ペースの最新スクープ画像

公開 : 2015.04.01 22:30  更新 : 2017.06.01 02:10

AUTOCARは、今年の9月に行われるフランクフルト・モーターショーで公開予定のジャガー製SUV、F-ペースの最新画像の撮影に成功した。

今年の1月末にもF-ペースの撮影に成功しているが、赤いキャリパーや大型のテールパイプ、ホイールを見るかぎり、今回の車両は3.0ℓのV6版のようだ。

3.0ℓのスーパーチャージドV6ユニットは、販売時のモデル・レンジのなかでは、もっともパワフルなものになるが、5.0ℓ V8ユニットの搭載もあり得るとのこと。

さらにジャガーXEランドローバー・ディスカバリー・スポーツなどが搭載する予定の4気筒インゲニウム・ガソリン/ディーゼルも採用する可能性がある。

今回の偽装をよく見てみると、2013年9月のフランクフルト・モーターショーで姿を現したC-X17のデザインを大幅に反映していることがわかる。

ディメンションもC-X17からはほとんど変わらず、全長はレンジローバー・イヴォークよりも400mm長い4.72m、全高は1.65mとなっている。

ジャガーの伸びやかなデザインを考えると、F-ペースは車格ゆえにアップライトな感覚をもたらすが、後方に向かって窄むラインには、やはりジャガーらしいエレガンスさがある。

ドライビング・ポジションに関しては、ジャガーは ”ドライビングに適した低めのポジション” とコメントしており、われわれはイヴォークに近いものを想像している。

カムフラージュでわかりにくいかもしれないが、ボンネット上にはジャガーの他のモデルに見られる2対の ’隆起’ がある。写真を見るかぎり、インテリアは他のどのモデルとも違ったデザインになるようだ。

ターゲットとなるのはポルシェ・マカンやBMW X4。したがって価格は£35,000(623万円)から£50,000(890万円)になる見込みである。

のちの発表が予定されるコンパクト・サルーンのXEとともに、中国やアメリカの市場における二強となることが期待されており、ジャガー・ランドローバー・グローバル・オペレーションズのディレクター、アンディ・グロスいわく、F-ペースの開発には6,227億の投資をむこう2、3年で計画しているそうだ。

ボディは、デザイン部門のボス、イアン・カラムとそのチームによるもので2013年から着手されているとのこと。

イアン・カラムいわく「皆さんがご存知のとおり、ジャガーにとってSUVの開発は初めてのことです。したがっていくつもの困難がありました。ただ、その困難はすべて解決できたと思っています」と語る。

製造はジャガーが新たに建造したソリフル工場で行われる予定だ。

「これまで、非常に長い時間をかけて徹底的に話し合ってきました」と語るのはアンディ・グロス。「そして、いよいよスタート・ラインに立てたのです」

ジャガー・ランドローバー・グローバル・オペレーションズのディレクター、アンディ・グロスとの一問一答

F-ペースは、なかなか聞き慣れない名前ですが決定した経緯を教えてください。

「決定までに数えきれないほどディスカッションしました。まず優先させたのが、今やわれわれの方向性の支柱となっているF-タイプとの関係性の強調。これに加えて、50年代、60年代に好んで使用したキャッチフレーズである ’グレイス、ペース、スペース’ というスローガンをベースにしたのです」

F-ペースの重要性はどれくらいのものでしょうか?

「XEと並ぶビッグ・セラーになることが予想されます。この5年でF-ペースの属するカテゴリーは3倍近くの規模になりました。ここから5年後は、さらに30%大きくなるはずです。中国、アメリカ、ヨーロッパの市場を考えると、極めて重要なモデルなのです」

ランドローバーのモデルとの対立は心配ですか?

「まったくそんなことはありません。外観はランドローバーのそれと大きく異なっています。それにランドローバーはオフロード上でのパフォーマンスに特化していますが、F-ペースはハイウェイの使用をメインに考えていますから」

F-ペースやXEの存在を抜きにしても、近年は満足のいく結果が出ているのではないですか?

「その通りです。2014年度は前年より9%アップの462,678台を売り上げることができました。過去10年で最良の結果です。さらに今年は12の新製品を計画していますから、ジャガー史上初の500,000台も夢ではありません」

 

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