【世界で最も売れているホンダ車】6代目『CR-V』来年2月日本販売開始!激戦区CセグSUV市場で王者を目指す

公開 : 2025.12.04 11:00

パワートレインには新世代のe:HEVを搭載

インテリアで目指したのは、高品質でも気兼ねなく使える『スポーティなのに機能的な空間』。運転席の前には10インチのTFTメーターが備わり、ホンダセンシングなどの直感操作はステアリングホイール上のスイッチで行え、瞬間認知を可能にするなど扱いやすいもの。ヘッドアップディスプレイも備えている。

センターダッシュ上部にはグーグルを搭載したディスプレイオーディオがセットされ、さらには12スピーカーのBOSEプレミアムサウンドシステムも装備。USBやワイヤレスなど、充電環境もぬかりない。シートは本革で、ヒーター&ベンチレーションも内蔵している。

2.0Lの直噴DOHCエンジンに新開発の2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた新世代e:HEVを搭載。
2.0Lの直噴DOHCエンジンに新開発の2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた新世代e:HEVを搭載。    平井大介

インテリアカラーでは、RSのルーフキャビンはライトグレー、ステアリングガーニッシュはプラチナクローム、加飾パネルはシルバーヘアラインメタル(フィルム)だが、RSブラックではそれぞれブラック/ピアノブラック/ダークヘアラインメタル(フィルム)として、色調を変えている。

パワートレインは、2.0Lの直噴アトキンソンサイクルDOHCエンジンに新開発の2モーター内蔵電気式CVT(ローギアによるエンジンドライブモード追加)を組み合わせた新世代e:HEVを搭載。パワースペックは未発表だが、市街地走行の緩加速や登坂ではモーターを使用せずエンジンで走行し燃費を向上させる。駆動方式はFFとリアルタイム4WDを設定し、4WDでは先代より高速域でのリア駆動力を拡大して高速での安心感を向上させている。ちなみにRSはFFとAWD、RSブラックエディションはAWDのみとなる。

安全装備では、RSにホンダセンシング、RSブラックエディションにはホンダセンシング360を搭載した。

また、ホンダアクセスによるエクステリア&インテリアのアクセサリーパーツも発表されている。

ライバルのトヨタRAV4も間もなく新型が発売され、マツダCX-5も来年中には発売予定。激戦区のCセグメントSUV市場は、ますます活気を帯びていくことは間違いなさそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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