1度は失われたコロンボV12 フェラーリ250 ヨーロッパGT(2) 往年の再現を待ち望む勇姿
公開 : 2026.01.31 17:50
往年の再現を待ち望んでいるに違いない
速度が上昇するにつれ、エンジンの豊かな響きが車内を満たし始める。4速へシフトアップすれば、1000rpm当たり約30km/hでの巡航も可能。公道の速度域で、素晴らしいレスポンスを堪能できる。ステアリングホイールの反応も小気味いい。
生産から70年が過ぎるものの、姿勢制御は非常に安定している。うねるような路面では、リアアクスルが追従する様子を感じ取れる。16インチのダンロップ・レーシングが、頼もしいグリップ力を保つ。

サーキット前提のレーサーとして誕生したわけではないが、乗り心地は驚くほどしなやか。フィンが並んだ、ドラムブレーキの効きも必要充分。公道との相性に優れる。
とはいえ、この250 ヨーロッパGTは多くのレースで成功を残してきた。レーシングドライバーの、オリヴィエ・ジャンドビアン氏との日々の再現を待ち望んでいるに違いない。実は、0373GTは販売中。次のオーナーも、表彰台を目指すのだろう。
協力:オールド・レーシング・カー・カンパニー社、ロイ・ケント氏
フェラーリ250 ヨーロッパ GT(1954〜1955年/欧州仕様)のスペック
英国価格:−ポンド(新車時)/200万ポンド(約4億1600万円)以下(現在)
生産数:35台
全長:4450mm
全幅:1650mm
全高:1219mm
最高速度:228km/h
0-97km/h加速:−秒
燃費:−km/L
CO2排出量:−g/km
乾燥重量:1050kg
パワートレイン:V型12気筒2953cc 自然吸気 SOHC
使用燃料:ガソリン
最高出力:220ps/7000rpm
最大トルク:−kg-m
ギアボックス:4速マニュアル/後輪駆動

































































































































