砂漠をかっ飛ばす高級オフロードスーパーカー 1115psのV8搭載、ジェネシス『Xスコルピオ』コンセプト公開 

公開 : 2026.01.30 17:25

ジェネシスが新型のコンセプトカー『Xスコルピオ』を公開しました。最高出力1115psのV8エンジンを搭載したオフロードスーパーカーで、ブランドの未来を予見させるコンセプトカーシリーズ最新作です。

40インチタイヤを装着した本格オフローダー

ヒョンデの高級ブランドであるジェネシスは、最高出力1115psのV8エンジンを搭載したワイルドなオフロード車コンセプト『Xスコルピオ(X Skorpio)』を発表した。

過酷な地形を制覇するスーパーカーというビジョンを体現しており、フェラーリ849テスタロッサを上回る出力に加え、驚異的な117.6kg-mのトルクを発揮。ダカール・ラリーの最強ラリーマシンにも匹敵するオフロード性能を備える。

『Xスコルピオ』コンセプト
『Xスコルピオ』コンセプト    ジェネシス

18インチのビードロックホイールには巨大な40インチタイヤが装着され、モータースポーツ向けのブレンボ製ブレーキと強力なオフロード用サスペンションを採用。さらに「十分な」アプローチアングル、デパーチャーアングル、ブレイクオーバーアングルを確保し、ジェネシスは「オフロード走行の新たなベンチマークを確立する」としている。

屈強なボディクラッディングとスキッドプレートで武装しつつ、ジェネシス最新のデザイン戦略に沿ってスタイリングされている。ツインバンドのLEDライトシグネチャーが車体全体を包み込み、ジェネシスのトレードマークであるV字型フロントエンドモチーフの新バージョンを採用している。

車名が示すように、内外装のデザインはサソリからインスピレーションを得ており、室内のレザーにはサソリの脚をモチーフにした独特のステッチが施されている。

ブランドの未来を予見させるコンセプトカー

ジェネシスのチーフ・クリエイティブ・オフィサーで、かつてランボルギーニ時代にムルシエラゴガヤルドを担当したルーク・ドンカーヴォルケ氏は、スコルピオXを、ブランドの魅力を強化するために設計された一連のコンセプトカーシリーズの最新作と位置付けた。

「ジェネシスのビジョンに対する本物の情熱を喚起し、刺激するためにコンセプトカーを創造しています」と彼は語る。「お客様が常に夢見てきた究極の魅力を提示することで、お客様との感情的な結びつきを深めるよう設計されています」。

『Xスコルピオ』コンセプト
『Xスコルピオ』コンセプト    ジェネシス

「ジェネシスでは、感情の広がりを促すクルマを創造しています。デザイン哲学だけでなく、ライフスタイルをパーソナライズして高めていく未来の技術を体現しているのです」

量産モデルの計画については現時点で発表されていないが、ジェネシスは新たな高性能サブブランド『マグマ』の第一弾として『GV60』の高性能バージョンを間もなく投入する予定だ。今後1年間でマグマのラインナップを拡充し、BMW MやメルセデスAMGといった競合ブランドに挑戦していく方針である。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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