フォルクスワーゲン、274psの3気筒と、6.0ℓW12を新開発

公開 : 2015.05.12 22:40  更新 : 2017.06.01 02:09

フォルクスワーゲンは274psを発揮する3気筒エンジンと、ラグジュアリー・モデルに搭載する新しい6.0ℓW12エンジンを公開した。

パワートレイン開発の責任者であるフリードリッヒ・アイクラーによって開発された高出力な3気筒ユニットは、ウィーンで行われた年次インターナショナル・モーター・シンポジウムで公開されたもの。そのテクノロジーには、ポロWRCモデルに使われたものが移植されているという。従来のターボに変えて電気式のe-ブースターが使用され、パワーは274ps、トルクは27.7kg-mになるという。

また、アイクラーはフォルクスワーゲン、アウディ、ベントレーのための新しい6.0ℓW12も同時に公開した。アイドリング・ストップを備えたこのパワーユニットは、608ps、91.8kg-mというパワー、トルクを持ちながらも、CO2排出量は250g/km以下に抑えられている。フォルクスワーゲンは、このW12 TSIユニットが、ラグジュアリー・カー・セグメントに使われる12気筒ユニットとしては、もっとも効率的だとコメントしている。このW12 TSIは、2016年にデビューが予定されているベントレー・ベンテイガに積まれてデビューすることになりそうだ。

この他、同社のテクニカル・チーフであるハインツ-ジェイコブ・ノイサーは、ゴルフ、パサート、アウディA3といった多くのモデルのフォーマットとなるMQBプラットフォーム用に、48ボルトの電気システムも開発中であるとコメントした。この48ボルト・システムを採用することによって、2.0TDI用として予定されている電気式ターボチャージャーの導入が可能となるのだという。ノイサーは48ボルトの電気式ターボは2.0ℓディーゼルでありながら304psのパワー66.4kg-mのトルクを得ることができると仄めかした。

 

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