新型ホンダ・プレリュード初の特別仕様車『2027リミテッドエディション』 開発責任者が語る導入の狙い 「育てていかなければならない」クルマ

公開 : 2026.09.15 11:45

「プレリュードは赤だよね」

現行のフレームレッドというボディカラーは鮮やかな赤だが、これは昔の記憶を鮮明に呼び起こして欲しかったからだという。

「プレリュードは赤だよね」という顧客は多く、特に3代目プレリュードのCMに登場した赤いボディカラーのインパクトが強かったようだ。そこでヘリテージをオマージュしながら新しいことへチャレンジするために、鮮やかな赤を採用した。

ヘリテージをオマージュしながら新しいことへチャレンジするために、鮮やかな赤を採用した。
ヘリテージをオマージュしながら新しいことへチャレンジするために、鮮やかな赤を採用した。    篠原政明

登場から1年経ったところで、昔のヘリテージに立ち返りながら、プレリュードを熟成させていきたい。またユーザーからも派手めな赤ではなく熟成された、まさにワインのような色を望む声もあり、今回の特別仕様車に到ったという。

毒気と大人の妖艶さ

インテリアもボディカラーとコーディネートされているが、かつてのプレリュードには鮮やかな赤いレザーのインテリアも採用されていた。そこでヘリテージをオマージュしながら、現代の価値観に合わせてアップデートしたのが今回のインテリアだ。

また、少し『毒気』も入れている。前後バンパーのアクセントやブレーキキャリパーには鮮やかな赤を用い、インテリアでもステアリングホイールのステッチや助手席前の『PRELUDE』ロゴ刺繍が赤で入れられている。こうした刺し色で、『大人の妖艶さ』も演出された。

インテリアも赤を基調にボディカラーとコーディネートされている。
インテリアも赤を基調にボディカラーとコーディネートされている。    本田技研工業

この特別仕様車、車名が『2027リミテッドエディション』となっていることから、おそらく来年には『2028リミテッドエディション』が登場する可能性が高い。山上氏もそれに関しては否定しなかった。「プレリュードのようなクルマは育てていかなければならないので、今回だけでなく続けていきたい」と語る。

自分に合わせてクルマの色を選ぶという人は少なくない。実際、この特別仕様車のボディカラーを見て買い替える現行型プレリュード・オーナーもいるそうだ。

気が早いが、次の『2028リミテッドエディション』はどんなボディカラーをまとうのか。個人的には、かつてのプレリュードにラインナップされていた濃紺あたりを期待したい。

ホンダプレリュード2027リミテッドエディションのスペック

全長×全幅×全高:4520×1880×1355mm
ホイールベース:2605mm
車両重量:1460kg
エンジン:直列4気筒DOHC+モーター
総排気量:1993cc
最高出力:104kW(141ps)/6000rpm
最大トルク:182Nm(18.6kg-m)/4500rpm
モーター最高出力:135kW(184ps)/5000-6000rpm
モーター最大トルク:315Nm(32.1kg-m)/0-2000rpm
トランスミッション:電気式無段変速機
駆動方式:横置きFF
燃料/タンク容量:レギュラー/40L
WLTCモード燃費:23.6km/L
タイヤサイズ:235/40R19
価格:630万6300円

ホンダ・プレリュード2027リミテッドエディション
ホンダ・プレリュード2027リミテッドエディション    本田技研工業

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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