海外自動車メーカー初の軽自動車 実際に取材してわかった『BYDラッコ』好調の理由(前編) 8割が新規顧客、女性ユーザー比率も高め

公開 : 2026.10.06 11:45

【内装】シンプルだが実用性は高い

インテリアは、エクステリア同様に丸みを帯びた柔らかな造形だ。

水平基調のインパネとドアパネルは連続して、軽自動車サイズを感じさせないよう広く見せている。インパネなどの樹脂は、日本車ほど素材を必要以上に高級に見せようとはせず、むしろチープシックな感じは普段使いに向いていると思える。

水平基調のインパネとドアパネルは連続し、軽自動車サイズを感じさせないよう広く見せている。
水平基調のインパネとドアパネルは連続し、軽自動車サイズを感じさせないよう広く見せている。    佐藤亮太

90度近く開くフロントドアが乗り降りしやすいのも見逃せない。

メーターパネルは7インチの液晶ディスプレイで、インパネ中央には10.1インチのタッチスクリーンも備わる。その下のセレクターはいわゆるインパネシフトで、軽自動車などに多く使われているタイプ。その脇にはエアコンなどの物理スイッチも並び、直感的な操作も可能だ。それまでのクルマから乗り替えての違和感は少ないだろう。

4名乗車でもラゲッジルーム容量は280L。リアシートは約200mmスライドし、シートバックを倒せばダイブダウンするから、低くフラットなラゲッジスペースが展開する。

また、座面を起こすチップアップも可能だから、背の高いものの積載に便利だ。シートまわりには合計30ヵ所の収納スペースを備え、フロントシート背面のスマホホルダーや保温機能を備えたホットカップホルダーなど、ライバルをよく研究しており、使い勝手はかなり高い。

*実際に取材してわかった『BYDラッコ』好調の理由(後編)に続きます。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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