フィアット『グランデ・パンダ・ハイブリッド』日本上陸! パンダらしさ受け継ぐコンパクトSUV 価格は369万円から

公開 : 2026.10.16 17:25

竹や紙由来のサステナブルなインテリア素材

インテリアは、乗る人を中心に考えた『ヒューマン・セントリック・デザイン』に基づいて設計され、全長4010mm、全幅1765mm、全高1630mmのコンパクトでスクエアな車体形状と、2540mmのホイールベースを活かして、前席と後席ともに余裕のある空間を確保した。

ダッシュボードやディスプレイ周辺、ステアリングには、『リンゴット』の屋上テストコースをモチーフにした楕円形状を取り入れ、直線的なエクステリアとの対比によって、インテリアに柔らかさと奥行きがもたらされている。

フィアット・グランデ・パンダ・ハイブリッド
フィアット・グランデ・パンダ・ハイブリッド    フィアット

また、デジタルメーター内にはテストコースを走る初代『パンダ』のシルエットを取り入れるなど、インテリアのディテールからも、フィアットの歴史と遊び心が見られる。

インテリアの基調色は『タスマニア・ブルー』とし、ダッシュボードやエアベント、シートステッチなどに鮮やかなイエローのアクセントを配することで、明るく親しみやすい空間に仕立てられている。

シートは丸みを持たせたデザインで、室内に一体感をもたらすとともに、サポート性や乗り心地にも配慮したという。

さらに、上級グレードの『ラプリマ』には、『PANDA MADE WITH LOVE IN FIAT』のレタリングが入った専用シートが装備される。

ラゲッジ容量は、通常時で412L、後席を倒すことで最大1366Lまで拡大でき、スクエアな荷室形状で効率のよい積載が行える。

また、ダッシュボードの上部と下部のグローブボックスや、オープンシェルフなど、車内各所の収納スペースは合計で13Lの容量が確保されているなど、デザイン性と機能性が両立されたインテリアも、初代『パンダ』の思想を受け継いだものとなっている。

そのほか、インテリアにはデザイン性と環境への配慮が両立された素材が採用されていることも特筆される。

1台当たり約140本分の飲料用紙パックに由来する再生素材『ラポレン・エコテック』を内装各部に使用するほか、『ラプリマ』のダッシュボードには、フィアットとして初めて、天然竹繊維を約33%配合した『バンボックス・バンブー・ファイバー・テックス』を採用した。

竹由来の自然素材ならではの温かみと風合いを室内にもたらし、車名の『パンダ』を想起させるモチーフとして、本モデルならではのこだわりでもあるという。

1.2Lのマイルドハイブリッドを搭載

パワートレインは、1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンに、最高出力15kWの電気モーターを組み合わせた『48Vマイルドハイブリッド』を搭載、6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)と組み合わされ、システム合計の最高出力は110ps、駆動方式は前輪駆動となる。

街乗りから高速走行まで、滑らかで力強い走りとWLTCモード20.8km/Lの優れた燃費性能を実現したこのMHEVは、30km/h以下であれば最大約1kmのEV走行も可能となっている。

フィアット・グランデ・パンダ・ハイブリッド
フィアット・グランデ・パンダ・ハイブリッド    フィアット

また、安全・運転支援装備には、歩行者や自転車も検知する『アクティブセーフティブレーキ』や、『レーンキープアシスト』、『インテリジェントハイビーム』、『ヒルスタートアシスト』などを標準装備するほか、フロント、リアソナーやバックカメラにより、駐車時のサポート機能も充実している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌『AUTOCAR』(1895年創刊)の日本版。

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