アルカンターラ、ボラーニョ会長の来日記者会見を開催

2015.10.01

アルカンターラのアンドレア・ボラーニョ会長兼CEOが、1年半ぶりに来日し、報道機関向けの記者会見を実施した。

2015年の活動についてボラーニョ会長は、「アルカンターラの主用途である、自動車、ファッション、インテリアすべてにおいて、目覚ましい成長を遂げた」と報告し、採用実績の一例として自動車のアストン・マーティンDB9 GTボンド・エディション(ステアリング)、インテリアではパナソニック製OLEDテレビ、カッペリーニ製ペグ・チェアなどを挙げた。

また、ランボルギーニのビスポーク部門によるアヴェンタドール・アド・ペルソナムへの採用など、顧客企業の希望に応じるテーラーメイドも実績を伸ばしているという。

同社は近年、サステナビリティにも力を入れており、カーボン・ニュートラル、国連グリーンプロジェクトの支援、従業員数の11%アップなど、環境や経済社会面のサステナビリティ活動も続けている。

メイド・イン・イタリーであることが、高度な職人技と伝統的な質の高さを担保する大きな要素と話すボラーニョ会長は、今後の活動について「この方向性を続けていきたい。日本の自動車業界にはアプローチを続けており、その成果を間もなく皆さんにもご覧頂けることになるでしょう」と語った。


▶ 海外ニュース / アストン マーティンDB9 GTボンド・エディションを発表

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