『プジョー408GTハイブリッド』短期集中レポート#4 1日約500kmのロングドライブを終えて、湧いてきた愛着

公開 : 2026.06.04 17:05

編集部のレポート車として導入されることになった、『プジョー408GTハイブリッド』。2ヵ月程度、短期集中で実際に使用した印象をレポートしています。第4回は、1日で約500kmを走行した『ロングドライブ』の話です。

そもそも車名が『GT=グランツーリスモ』

編集部のレポート車として導入されることになった、『プジョー408GTハイブリッド』。2ヵ月程度、短期集中で実際に使用した印象をレポートしている。今回は、前回で予告した長距離ドライブの話だ。

事前に取材日と決めてあった5月某日。天候と渋滞予測を考慮した結果、筆者の自宅がある静岡県東部からとりあえず西を目指すことにした。まずは近所の伊豆縦貫道に乗り入れ、長泉沼津ICから新東名高速を西へひたすら走ることに。

編集部で短期集中レポート中の、『プジョー408GTハイブリッド』。
編集部で短期集中レポート中の、『プジョー408GTハイブリッド』。    平井大介

今回は燃費をしっかり測りたかったので、状況によっては燃費悪化の可能性もあるADAS機能は使用しなかった。ただし低燃費は狙わず、あくまで普通に走行することを意識。ドライブモードはノーマルで固定した。

新東名高速はコーナーが少ないので、ロングホイールベースによる乗り心地のよさが際立った。直進安定性も高く、ロングツアラーとしての才能を見せ始める。そもそも車名が『GT=グランツーリスモ』なのだから、当然なのかもしれない。

天気予報を考慮したものの、残念ながら途中から雨が降りはじめてしまった。時折、強めに降る場面もあったが、今回は撮影がメインでないこともあり、そのまま西に向かって走り続けた。

走行距離250kmくらいで折り返し

昼食休憩の約30分を除き、ひたすら走り続けること約3時間。走行距離が250kmくらいになった名古屋の少し先で、折り返すことにした。

実はこの日、メーターの切り替え方がわからず、バッテリーのステータスを確認しながら走ることができなかった。そのためあくまで感覚的な話だが、高速走行をしていると早い段階でバッテリーが空になり、一般道を走っていたらいつの間にか充電されている印象だ。

折り返し地点のSAにて。あいにくの天候だが、雨が似合うのはフランス車らしい。
折り返し地点のSAにて。あいにくの天候だが、雨が似合うのはフランス車らしい。    平井大介

ちなみにマイルドハイブリッドであるから、強制充電モードは用意されていない。

長い距離を走っていると排気量が小さいからか、現状でも必要十分ではあるものの、加速にもう少し余裕が欲しいと思う場面があった。

また、気になったのは座面の長さ。シートの形状自体はよくサポートも良好なのだが、体格の大きい欧州人が基準となっているのか、若干長いような気がしている。座面をさらに長くすることは可能だが、もちろん逆はない。

そのため本来支える想定位置が太ももよりも膝裏に近いため、膝の付近に疲れを感じてしまった。気が付いてからは少し浅めに座っている。これは良し悪しではなく、体格との相性なので、購入を検討している方は実車での確認をおすすめしたい。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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